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筑波大学計算科学研究センター発足シンポジウムのご案内
- To: <dbjapan [at] dbsj.org>, <members [at] sigmodj.org>
- Subject: 筑波大学計算科学研究センター発足シンポジウムのご案内
- From: "H. Kitagawa" <kitagawa [at] is.tsukuba.ac.jp>
- Date: Mon, 31 May 2004 14:05:04 +0900
- Importance: Normal
日本データベース学会の皆様 ACM SIGMOD日本支部の皆様 #重複して本案内をお受け取りの際はご容赦下さい。 以前ご案内した、「筑波大学計算科学研究センター発足シンポジウム」の ファイナルプログラムが下記のように決まりました。 シンポジウム本体は参加費無料です。 多数の皆様のご参加をお待ちしております。 筑波大学 システム情報工学研究科 北川博之 ------------------------------------------------------------- 筑波大学計算科学研究センター発足シンポジウム 「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」 開催のお知らせ 場所: 筑波大学大学会館国際会議室 期日: 6月10日(木)13:30−18:10 6月11日(金)10:00−18:00 http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/workshop/ccs-sympo04/ 開催趣旨: 大規模な計算機シミュレーションにより自然の現象を計算機上で再現してその背 後に潜む法則を発見・理解し、さらに技術的応用に展開させる計算科学の方法 は、 基礎科学に端を発して大きな発展を遂げ、現在ではナノ物質・材料をはじめ、気 象やバイオ諸現象に至る科学の全分野において欠くことのできない研究手段と なっ ています。また、IT技術の発展により膨大なシミュレーションデータや実験・観 測データの電子的蓄積が可能となり、これを知的資源とする大規模データ解析が 新たな発見をもたらしつつあります。さらに、高速なインターネット網の発達 は、 機関や地域のみならず、国境をも越えて地球規模で計算科学の研究教育を推し進 める環境を創出しつつあります。いま、計算科学は、大規模シミュレーション、 大規模データベース、実験・観測を最先端情報技術により有機的に連携させ、新 たな科学的知の発見、統合、創出を行う総合科学へと発展の契機を迎えていま す。 筑波大学計算科学研究センターは、平成4年度発足の計算物理学研究センターを 基盤として、このような計算科学の新たな発展方向の開拓を目指して、平成16年 4月に発足しました。本シンポジウムは、筑波大学計算科学研究センターの発足 にあたり、広く国内の研究者にセンターの概要とその目指す方向を紹介すると共 に、計算科学の応用諸分野並びに計算機・情報科学分野の主導的研究者による招 待講演とセンター研究者の講演を行い、21世紀の科学において、新たな知の発 見・統合・創出を目指す計算科学の課題について幅広く展望を行うことを目的と するものです。 プログラム 6月10日(木) 13:30−14:00 発足記念式典 計算科学研究センター長挨拶 宇川 彰 筑波大学長挨拶 岩崎 洋一 筑波大学研究担当副学長挨拶 油田 信一 文部科学省研究振興極学術機関課挨拶 京都大学基礎物理学研究所長挨拶 九後 太一 国立情報学研究所長挨拶 末松 安晴 14:00−14:20 宇川 彰 計算科学研究センターについて 14:20−15:00 菅原 寛孝(総合研究大学院大学) 「21世紀のサイエンスと計算科学」 15:10−15:50 塚田 捷(早稲田大学大学院理工学研究科) 「計算科学とナノサイエンス」 15:50−16:30 村上 和彰(九州大学情報基盤センター) 「マッスル・サーバー(汎用PCクラスタ+特殊演算向けハードウェア)の開発〜 分子軌道法を例にして〜」 16:30−17:00 吉江 友照(筑波大学計算科学研究センター) 「計算素粒子物理学の現状と展望」 17:00−17:30 朴 泰祐(筑波大学計算科学研究センター) 「PCクラスタによる大規模計算物理学の可能性」 17:30−18:10 松野 太郎(地球フロンティア研究システム) 「地球シミュレータによる地球環境のシミュレーション」 18:30 〜 懇親会 (大学会館レストラン「プラザ」) 6月11日(金) 10:00−10:40 下條 真司(大阪大学サイバーメディアセンター) 「e−Science: ITと科学の幸せな結婚とは」 10:40−11:10 佐藤 三久(筑波大学計算科学研究センター) 「グリッドコンピューティングが拓く新しい計算科学」 11:10−11:50 佐藤 勝彦(東京大学ビッグバン宇宙国際研究センター) 「超新星爆発:素粒子過程と流体の統合シミューレーション」 11:50−12:20 梅村 雅之 (筑波大学計算科学研究センター) 「輻射流体力学による宇宙物理の新展開」 13:30−14:00 押山 淳(筑波大学数理物質科学研究科) 「計算科学:固いナノと柔らかいナノの橋渡し」 14:00−14:30 ボエロ マウロ(筑波大学数理物質科学研究科) 「バイオ科学への計算物理的アプローチ」 14:30−15:10 倭 剛久(名古屋大学理学研究科) 「生命科学における理論物理・化学の役割」 15:20−15:50 漆原 秀子(筑波大学生命環境科学研究科) 「計算機の中の生命科学」 15:50−16:20 木村 富士男(筑波大学生命環境科学研究科) 「気候温暖化予測のダウンスケール」 16:20−17:00 萩田 紀博(ATR知能ロボティクス研究所) 「これからの体験共有コミュニケーション」 17:00−17:30 北川 博之(筑波大学システム情報工学研究科) 「情報統合と知識発見による高度情報利用」 17:30−18:00 大田 友一(筑波大学システム情報工学研究科) 「計算メディアと情報提示」 以上
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