学会員メーリングリストアーカイブ (2008年)

[dbjapan] [CFA訂正版] 第11回WI2研究会(北九州)


日本データベース学会の皆様:

大阪大学の土方です。大変,申し訳ありません.先ほどお送りしましたCFAの事
前登録のURLが間違っておりました.正しくは,
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事前参加登録ページ:
http://www.ieice.org/~wi2/wi2cs/participant.cgi
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となります.大変恐縮ですが,もう一度正しいCFAを送らせていただきます.ト
ラフィックを増やしてしまったこと,心よりお詫び申し上げます.

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3月22,23日に北九州学術研究都市 産学連携センターで予定されております第11
回ウェブインテリジェンスとインタラクション研究会の,参加募集の案内です.

今回の招待講演ではWeb研究の分野における,DB界の若手ホープの中村聡史氏(京
都大学)と,AI界の若手ホープの大向一輝氏(国立情報学研究所)のお二方に,
「Beyond Web2.0」について語っていただきます.

また,今回はもう一つ特別企画(パネル討論)がございまして,「サービスの時
代におけるWeb研究」と題しまして,インテリジェンス側からの視点で,桝井文
人氏(三重大学),波多野賢治氏(同志社大学)に,インタラクション側からの視点
で,中村 聡史氏(京都大学),大坪五郎氏(デンソー ITラボラトリ)に,今後の
Web研究のあり方について議論していただきます.

ふるってご参加ください.

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        第11回 Webインテリジェンスとインタラクション研究会
          参加募集案内

                        専門委員長 土方 嘉徳

電子情報通信学会 Webインテリジェンスとインタラクション研究会では、来たる
2008年3月22日(土)・23日(日)に、北九州学術研究都市・産学連携センター
において第11回研究会を開催致します。

一般発表は、ロング発表・ショート発表合わせて18件の発表がございます。内容
は、ユーザ履歴を用いた情報推薦、コミュニティ抽出、情報抽出、Web記事解析、
Webコンテンツ制作支援などです。

招待講演では「Beyond Web2.0」と題し、京都大学の中村聡史先生には次世代検
索技術についてご講義頂き、国立情報学研究所の大向一輝先生にはライトウェイ
ト・セマンティックWebについてご講演頂きます。

また、今回は当研究会初の試みとしてパネル討論会「サービスの時代における
Web研究」を開催致します。討論会では、サービスプラットフォームとしてのWeb
を軸に、インテリジェンス分野とインタラクション分野の両研究者が議論するこ
とで、お互いの分野について理解を深め、Webの将来像を模索することを目指し
ます。

なお、今回はHCGシンポジウムの一環として開催されます。HCGでは3月22日
(土)15:00から「芸術とヒューマンコミュニケーション」と題し、特別講演を
開催致します。あわせてご参加下さい。詳細は以下のURLをご参照下さい。
http://www.ieice.org/~hcg/jpn200503/modules/news/article.php?storyid=20

参加には、お得な事前登録の制度を設けておりますので、是非ご利用ください。
当日お会いできることを心から楽しみにしております。


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日時・会場
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日時:2008年3月22日(土)10:00〜14:50(9:30受付開始)
   2008年3月23日(日) 9:30〜17:30(9:15受付開始)
会場:北九州学術研究都市 産学連携センター
   (〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2番1号)
    http://www.ksrp.or.jp/access/floor01.html


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プログラム
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■2008年3月22日(土)

○9:30 受付開始

○10:00-10:05 開会挨拶

○10:05-12:05 セッション1:Webと実社会I(ロング発表)
1. オンラインコミュニティにおける制度設計に関する一考察
        山田 和明(東京大学大学院 情報学環)
        中小路 久美代、山本 恭裕(東京大学 先端科学技術研究センター)
2. 情報リテラシーによる探索行動分類
        隅田 章広(京都大学 経済学部)
        原 良憲(京都大学 経営管理大学院)
3. 閲覧履歴とリンク情報を用いた検索システムの情報推薦に関する検討
        辻 靖彦、森本 容介、小林 亜樹(メディア教育開発センター研究開発
部)
4. 対話型遺伝的アルゴリズムによるユーザの嗜好に基づいた商品選択支援
        伊藤 冬子、山川 望(同志社大学大学院 工学研究科)
        廣安 知之、三木 光範、佐々木 康成(同志社大学 工学部)


    < 昼食休憩 >


○13:10-14:40 招待講演:Beyond Web2.0
5. ユーザの手による検索ランキング
        中村 聡史 氏(京都大学)
6. 自己組織化するウェブ
        大向 一輝 氏(国立情報学研究所)


    < 休憩 >


○15:00-17:00 HCG招待講演「芸術とヒューマンコミュニケーション」
・「メディアからの眺め」
        藤幡 正樹 氏(東京芸術大学)
・「絵画の中の視線・鑑賞者の視線」
        三浦 佳世 氏(九州大学)


■ 2008年3月23日(日)

○09:30-11:00 セッション2:情報抽出I(ロング発表)
7. Kullback-Leibler情報量を用いたHow型質問応答システムの解答抽出手法
        川村 正幸、湯川 高志(長岡技術科学大学)
8. ネットワークデータからのコミュニティ抽出手法の特徴比較
        竹市 浩司、村田 剛志(東京工業大学 大学院情報理工学研究科計算工学
専攻)
9. メールから抽出されるコンテキスト情報を利用した人材検索の検討
        イコ プラムディオノ、佐藤 宏之、大友 健治、村山 隆彦(日本電信電
話株式会社 NTT情報流通プラットフォーム研究所)


○11:00-12:00 セッション3:Webと実社会II(ショート発表)
10. 応用独立なソーシャルコンテキストサービスの検討 -SNSからSCS分離の試み
        品川 徳秀(東京農工大学 工学府 情報工学専攻)
11. 観光地情報の共有による観光計画支援システムの試作
        小林 祐悟、石川 正敏、中川 正樹(東京農工大学 工学部情報コミュニ
ケーション工学科)
12. 集合知を用いるeラーニングコンテンツの作成
        土橋 勇哉、塚原 渉、寺田 達也、中川 正樹(東京農工大学 工学部情報
コミュニケーション工学科)
13. ペン・ペーパーデバイスによる手書きブログの試作
        白石 あゆみ、品川 徳秀、中川 正樹(東京農工大学 工学部情報コミュ
ニケーション工学科)


    < 昼食休憩 >


○13:30-14:30 パネル討論:サービスの時代におけるWeb研究
    司      会:杉原 太郎(北陸先端科学技術大学院大学)
    パネリスト:桝井 文人 氏(三重大学)
               波多野 賢治 氏(同志社大学)
               中村 聡史 氏(京都大学)               
               大坪 五郎 氏(デンソー ITラボラトリ)


    < 休憩 >


○14:35-15:30 セッション4:情報抽出II(ショート発表)
14. Web情報検索へのレイアウト情報適用の有効性検証
        橋村 雄介(奈良先端科学技術大学院 大学情報科学研究科)
        辰巳 勇臣、旭 敏之(NEC 共通基盤ソフトウェア研究所)
15. メジャー意見・マイナー意見の抽出システムの提案
        備瀬 竜馬、田村 直之、笠原 博和、二本木 智洋、森本 光昭、高田 政
樹、中川 修(大日本印刷株式会社 情報コミュニケーション研究開発センター)
16. 実世界センシングのためのblog記事の解析
        山田 剛一(東京電機大学/JST-CREST)
        圓戸 辰郎(フィックスターズ/JST-CREST)
        小林 聡、絹川 博之(東京電機大学)
        田村 陽介フィックスターズ/JST-CREST)
17. リンク共起情報を用いたナノテク関連学術ウェブページ群の解析
        岡田 幸治(九州大学大学院 数理学研究院)
        溝口 佳寛(九州大学大学院 数理学府)
        廣川 佐千男(九州大学 情報基盤研究開発センター)


    < 休憩 >


○15:45-17:15 セッション5:Webインタラクション(ロング発表)
18. 階層メニューの最適化手法の提案
        松井 正一(電力中央研究所 システム技術研究所)
        山田 誠二(国立情報学研究所)
19. PC操作情報を用いたウェブ行動履歴表示UIの開発
        金澤 功尚、高橋 時市郎(東京電機大学)
        田中 明通、森田 哲之、内山 匡(NTT)
20. 書き換わるコンテンツを意識したナビゲーションを支援するRSSブラウザ
        高橋 庸介、佐々木 祥、宮田 高道、小林 亜樹、山岡 克式、曽根原 登
(東京工業大学大学院 理工学研究科 集積システム専攻)


○17:15-17:30 閉会の挨拶


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招待講演:Beyond Web2.0
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司会:土方 嘉徳 (大阪大学)

概要:
一昨年、「Web2.0」という言葉が各種メディアを騒がせた。具体的な定義は結局
定めることができずであったが、ブログに代表される情報発信媒体、SNSに代表
されるコミュニケーション媒体、集合知に代表される知識の集積媒体、そしてロ
ングテールに代表されるマーケティング戦略の変化などの、多くの人々が参加す
ることによって起こった現象は、学術的にも注目に値したと言える。一方、5年
以上も前から期待されているセマンティックWebはやや足踏み感が漂い、検索技
術に関してもリンク解析以降の劇的な発展は見られない。本特別講演では、
「Web2.0」で起きた変革と、これら期待される基幹技術との関係を見直し、Web
の研究分野を代表する若手の研究者に、今後のWeb環境をどう切り拓くかについ
て議論を行ってもらう。


講演1:ユーザの手による検索ランキング
       Ranking search results based on user behaviors
       中村 聡史 氏(京都大学)
概要:
近年、ウェブ検索エンジンが爆発的に利用されるようになってきている。しかし、
SEO技術の乱用や自動生成されるウェブコンテンツの氾濫などにより、ウェブ検
索エンジンが返す検索結果の信頼性が揺らぎつつある。そこで本発表では、こう
した問題を解決する手段として、ユーザの検索結果に対する直接的な働きかけに
基づくランキング手法と、ソーシャルブックマークなどのような膨大なユーザに
よるウェブコンテンツへの評価を基にしたランキング手法について紹介する。ま
た、今後のウェブ検索に関する議論を行う。


講演2:自己組織化するウェブ
       Self-Organizing Web
       大向 一輝 氏(国立情報学研究所)
概要:
セマンティックウェブの目的であるウェブ情報の組織化は、厳密かつ難解である
がゆえにユーザにとって受け入れがたいものになる可能性がある。他方、近年の
ユーザ参加型ウェブサービスの発展は、コンテンツの爆発的な増加をもたらした
が、これを組織化するにあたってもユーザの力を借りることで一定の成功を収め
ている。今後、ウェブ情報の組織化をさらに進めていくためには、2つのアプ
ローチを融合させることが必要であると思われる。そこで、本発表では、ユーザ
参加型ウェブサービスの現状とライトウェイト・セマンティックウェブと呼ばれ
る技術について概説し、今後のウェブ環境に関する議論を行う。


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特別企画(パネル討論):サービスの時代におけるWeb研究
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企画・司会:杉原 太郎(北陸先端科学技術大学院大学)

概要:
本企画では、インテリジェンス分野の研究者とインタラクション分野の研究者が
「サービス」を軸に議論をすることで、お互いの分野への理解を深め、Webの将
来像を模索することを目指す。WI2研究会では、インテリジェンスとインタラク
ションの2つの柱があるにもかかわらず、主として取り上げられてきたのはイン
テリジェンス側の研究であった。技術発展への貢献という観点からはこの分野の
発表が多いのは当然と言えよう。一方で、Webはサービスを提供するためのイン
フラと認識される(サービスサイエンス)時代に突入しており、インタラクショ
ン研究の重要性は、今後より高まっていくと考えられる。今後のWebの研究の将
来像を両者の立場から検討し、今後への示唆を得ることを目指す。

パネリスト:
・インテリジェンス側:
  - 桝井 文人 氏(三重大学)
   - 波多野 賢治 氏(同志社大学)
・インタラクション側:
  - 中村 聡史 氏(京都大学)
   - 大坪 五郎 氏(デンソーITラボラトリ)



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HCG招待講演:芸術とヒューマンコミュニケーション
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企画・司会:行場 次朗 (東北大学)

講演2:メディアからの眺め
       藤幡 正樹 氏 (東京芸術大学)
概要:
コミュニケーションのあり方を分析考察し、それを意味内容(コンテンツ)と、
それを伝達する媒体(メディア)に分解する考え方が主流であるが、それは過去
のメディアを考察した場合にかぎる。絵画を画材(キャンバスや絵の具)と画題
に分解しても、その画題がどのようにして描かれ、それがなぜそう扱われたのか
は理解することはできないだろう。そこには筆を持った画家が呼吸をしながら過
ごした時間が含まれている。過程に注目するとともに、メディアそのものがコン
テンツとなることが芸術(創造)であることを理解する必要がある。


講演2:三浦 佳世 氏 (九州大学)
概要:
進化論的には本来、隠すべき視線を、人はコミュニケーションの手段として利用
することを選択した。したがって、曖昧で多義的な視線情報に対し、私たちはす
ばやく正確な判断を下すことができる。このことは絵画の中の視線にも適用され
る。ここでは、浮世絵を用いた心理学実験をはじめ、芸術における視線をめぐる
話題を提供し、作品とそれを見る鑑賞者とのコミュニケーションについて考える
機会としたい。



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参加費と事前登録の案内
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1. プロシーディングス・参加費
・プロシーディングス
    3,000円(参加者は全員購入。ただし聴講のみの学生は購入義務はありませ
ん)
・参加費
    学生:無料(なるべく事前登録をお願いします)
    学生以外の事前登録者:1,000円
    学生以外の当日参加者:2,000円

2. 事前登録(3月14日(金)まで)
事前登録を行うことで、参加費2,000円が、半額の1,000円となります。学生の方
の参加費は無料ですが、できる限り事前登録をお願いします。当日、席数には限
りがございます。定員に達しましたら、受付を終了いたしますので、お早目のご
登録をお願い致します。また、当研究会では懇親会も企画(詳細は下記項目参
照)いたしております。懇親会へのご出欠も併せて、お知らせください。こちら
も、会場の都合により、定員がございます。定員になり次第、締め切りとさせて
いただきますので、ご了承ください。

当研究会は、研究会からの案内をお送りするメーリングリストを開設しておりま
す。登録ご希望の方は、併せてお申し込みください。期限は【3月14日(金)】
までとなっております。それまでに、下記の事前参加登録ページよりご登録下さ
い。

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事前参加登録ページ:
http://www.ieice.org/~wi2/wi2cs/participant.cgi
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懇親会
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1日目の研究会終了後、懇親会を予定いたしております。日時は、以下のように
なっております。詳細は、後ほどWI2のメーリングリストとホームページでご連
絡いたします。会費は、4,000円程度(一般)、2,000円程度(学生)になる予定
です。ふるってご参加ください。

日時:2008年3月22日(土) 19:00-21:00(予定)
場所:未定
会費:4,000円程度(一般)2,000円程度(学生)

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お問い合わせ先
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山田 和明(東京大学大学院情報学環)
〒113-0033 東京都文京区本郷4-2-8 フローラビル4F
Tel: 050-3367-6953 / Fax: 050-3367-6954
Email: yamada [at] iii.u-tokyo.ac.jp

主催
電子情報通信学会 Webインテリジェンスとインタラクション研究会
http://www.ieice.org/~wi2/
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Yoshinori Hijikata, Ph.D.
Division of Systems Science and Applied Informatics
Graduate School of Engineering Science, Osaka University
Tel:  +81-6-6850-6381   Fax:  +81-6-6850-6341
E-mail: hijikata [at] sys.es.osaka-u.ac.jp