日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2009年)

[dbjapan] RIETI政策シンポジウム「大規模業務データから何を学ぶか」


日本データベース学会会員のみなさま

CMD ラボの松井と申します.

3月5日に開催されるシンポジウムについてご案内させていただきます.
重複してお受け取りの際は,ご容赦ください.

RIETI政策シンポジウム
「大規模業務データから何を学ぶか−経済学と物理学の統合アプローチ」
日時:2009年3月5日(木) 14:00-18:30
会場:如水会館 スターホール(東京都千代田区一ッ橋2-1-1)
http://www.rieti.go.jp/jp/events/09030501/info.html

本シンポジウムでは,企業活動に見られる現象やそこで生成されるデータをテーマに
講演・パネルディスカッションが行われます.

興味をお持ちの方は,ぜひご参加ください.


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********  RIETI政策シンポジウム   ********
******「大規模業務データから何を学ぶか ******
******−経済学と物理学の統合アプローチ」******
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━━━ *<RIETI政策シンポジウムのみ お申込みはこちらから>* ━━━
2009年2月26日以降に参加証をメールで発送いたします。
https://secure.rieti.go.jp/jp/events/09030501/regist.html?id=pXLt2M
◆関連イベント 東工大・一橋大国際会議&APFA 7と本シンポジウムの両方にお
申し込みの方は、関連イベントの公式サイト
(http://www.thic-apfa7.com/jp/htm/index.php)よりまとめてお申し込みくだ
さい。


<<開催のご案内>>
現代の企業活動では多種多様な電子データの作成・加工が不可欠です。しかし作
成されたデータが有効活用されているかというと必ずしもそうではありません。
日々の業務の終了とともにデータを消去するという企業が少なくありません。こ
れにはデータの保存場所が足りないという事情もありますが主たる理由はデータ
量があまりに大きく活用の方法が見出せないからです。

本シンポジウムの目的は、こうした大量の業務データの有効活用を促進すること
であり、そのために経済物理学(Econophysics)の分野で進展している活用事例
を紹介するとともに、業務データを調査・分析に活用するための制度整備につい
て議論します。

具体的には、(1)企業の取引関係・資本関係データなどを用いた経済ネットワー
クの諸特性に関する分析、(2)為替や株の取引毎のデータ(ティックデータ)を
用いた資産価格の変動特性に関する分析、(3)POSデータなどの小売取引データを
用いた小売価格・数量の変動特性に関する分析に関して3本の基調講演を行いま
す。

以上3本の講演に続いて、「大規模業務データの活用策」と題してパネルディス
カッションを行い、3つの分野における分析事例を踏まえ、(1)今後どのような業
務データの活用が考えられるか、特に近時の金融危機や不況に対してどのような
活用可能性があるのか、(2)業務データを継続的に蓄積するためにはどのような
制度整備が必要か、(3)業務データと政府統計の関係をどのように考えるか、な
どについて討議します。パネリストには実際に業務データを用いた分析を行って
いる研究者に加え、そうした業務データを作成する民間企業経営者、さらには政
府統計の作成者を予定しています。


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日時:2009年3月5日(木) 14:00-18:30(予定)
会場:如水会館 スターホール(東京都千代田区一ッ橋2-1-1)
http://www.kaikan.co.jp/josui/company/access.html
開催言語:日本語⇔英語(同時通訳あり)
参加費: 2,000円(交流会費を含む)[公印を捺印した領収証を発行いたします。]
(当日受付にて学生証提示の方は1,000円)
◆関連イベント「東工大・一橋大国際会議&APFA 7」との共通チケットをご提示
の方は当日参加費のお支払いは不要となります。
主催:経済産業研究所(RIETI)
協賛:国立大学法人 東京工業大学・国立大学法人 一橋大学
お問合せ:RIETI 加瀬(e-mail: conf-data [at] rieti.go.jp)
Tel: 03-3501-8398

◆関連イベント(2009年3月1日(日)午後〜3月5日(木)午前):
東工大・一橋大国際会議&APFA 7
「経済・産業における大規模データへの新しいアプローチ」
(主催:国立大学法人 東京工業大学・国立大学法人 一橋大学 協賛:RIETI)
関連イベントの開催概要詳細は公式サイト(http://www.thic-apfa7.com/)をご
覧ください。
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━━━ *<RIETI政策シンポジウムのみ お申込みはこちらから>* ━━━
2009年2月26日以降に参加証をメールで発送いたします。
https://secure.rieti.go.jp/jp/events/09030501/regist.html?id=pXLt2M
◆関連イベント 東工大・一橋大国際会議&APFA 7と本シンポジウムの両方にお
申し込みの方は、関連イベントの公式サイト
(http://www.thic-apfa7.com/jp/htm/index.php)よりまとめてお申し込みください。


<<プログラム>>
下記↓サイトでもご覧になれます。
http://www.rieti.go.jp/jp/events/09030501/info.html

14:00-14:05 開会挨拶
藤田 昌久 (RIETI所長・CRO/甲南大学教授/京都大学経済研究所特任教授)
14:05-14:15 このシンポジウムのねらい
渡辺 努 (RIETIファカルティフェロー/一橋大学物価研究センター・経済研究所教授)

14:15-16:10 基調講演
 14:15-14:45 「ネットワーク科学の最先端:インターネットの繋がりからビジネスネットワークなどへの展開」
Albert-Laszlo BARABASI (Professor, Department of Physics, Northeastern
Univeristy)

 14:45-15:15 「インターネットデータを用いた社会ネットワークの解析:
YouTube、オープンソースソフトウェア、サイバーリスク、金融市場」
Didier SORNETTE (Professor, Department of Management, Technology and
Economics, ETH Zurich)

 15:15-15:45 「マーケティングにみられる人間の行動」
高安 美佐子 (東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻准教授)

 15:45-16:10 Q&A
司会:高安 秀樹 (株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー)
渡辺 努 (RIETIファカルティフェロー/一橋大学物価研究センター・経済研究所教授)

16:10-16:25 コーヒーブレイク

16:25-18:25 パネルディスカッション「大規模業務データの活用策」
司会:渡辺 努 (RIETIファカルティフェロー/一橋大学物価研究センター・経済研究所教授)
パネリスト(苗字アルファベット順)
出口 弘(東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻教授)
岩田 一政 (内閣府経済社会総合研究所 (ESRI) 所長)
松本 大 (マネックスグループ株式会社代表取締役社長CEO)
Didier SORNETTE (Professor, Department of Management, Technology and
Economics, ETH Zurich)
H. Eugene STANLEY (Professor, Department of Physics, Center for
Polymer Studies, Boston University)
 18:15-18:25 Q&A

18:25-18:30 閉会挨拶
及川 耕造 (RIETI理事長)
18:30-20:00 交流会・国際会議「東工大・一橋大国際会議&APFA 7」閉会式

*上記プログラムの講演内容及び講演者は状況により変更することがありますの
でご了承下さい。

*当日の映像、配布資料、議事概要等のご報告は当所サイトに事後掲載いたしま
すので、ご参照ください。
http://www.rieti.go.jp/jp/events/symposium.html


-- 
松井 宏樹
株式会社 CMD ラボ
e-mail: matsui [at] cmdlab.co.jp