学会員メーリングリストアーカイブ (2010年)

[dbjapan] クラウドに必須の仮 想化技術の最新動向


日本データベース学会の皆様、

今や情報処理関係者でなくても聞いたことがあるキーワードとなった「クラウ
ド」におけるもっとも重要な要素技術の一つと言える仮想化に関して、その様々
な適用対象における最新動向を、実際に携わっている最先端の企業の方々から
お話頂けるお特な企画です。

富士通の松本一志様からは、これまでの仮想化の流れを整理した上で、データ
ベースを仮想化の上に展開するための仕組と動向と、クラウドにつながる運用
管理への展開をお話頂く予定です。また、NTT の藤田智成様からは、Linux の
標準仮想化機能 qemu-KVM のクラスターストレージ技術である Sheepdog にお
けるコンテントハッシングやノード管理プロトコル、レプリカ管理に関するお
話を頂く予定です。さらに、NEC の菅原智義様からは、ネットワークの仮想化
に関して、OpenFlowコンソーシアムにおける取り組みと、仮想化とプログラマ
ビリティーの統合制御の例をご紹介頂く予定です。サーバー、ストレージから
ネットワークと、広範囲に渡る仮想化技術の最先端情報を入手する格好のチャ
ンスです。

一方、9月13日から17日にシンガポールで開催されたトップカンファレンスで
ある VLDB 2010 については、岡山大学の太田学先生に、実際に参加しなけれ
ば得られない情報をふんだんに交えてご報告頂きます。その一つは、Cloud
Databases: What's New? というパネルに関するもので、「今の DB 技術はク
ラウドで成功しているか?」といった話も出てくるようです。また、Time for
Our Field to Grow Up というパネルでは、国際会議とジャーナルの位置付け
に関する議論がなされた様子を報告して頂けると思います。データベースのトッ
プカンファレンスでの研究者の様々な考えの一端を垣間見ることができるので
はないでしょうか。

皆様、是非お聞き逃しなく!

日時は12月18日(土)の9時から、場所は東京工業大学大岡山キャンパスです。
会場の関係で、収容人数を越えたところで申込みを締め切らせて頂く予定です
が、まだ若干余裕がありますので、是非お早めにお申し込み下さい。

詳しい参加申込み方法等に関してましては、以下をご参照下さい。

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          第9回 先端的データベースと Web 技術動向講演会
             (ACM SIGMOD 日本支部第46回支部大会)
	   http://www.sigmodj.org/Events/taikai46.html

講演内容:VLDB 2010 国際会議報告および仮想化技術の最新動向

日時:2010年12月18日(土) 9:00〜17:15

会場:東京工業大学 大岡山キャンパス 西8E号棟10階大会議室
   (東京都目黒区大岡山2-12-1)
      下記地図(大岡山東・西・南地区)の 26 の番号が振ってあるビル
      http://www.titech.ac.jp/about/campus/o_map.html?id=03

会場アクセス:
      http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html

主催: ACM SIGMOD 日本支部(支部長:横田治夫 (東京工業大学))
       (http://www.sigmodj.org/)
      日本データベース学会(会長:増永良文 (青山学院大学))
    (http://www.dbsj.org/)

参加申込: Webにてお申し込み下さい。

      http://www.sigmodj.org/Event-reg/index.html

      に登録用フォームがありますので、ご利用下さい。

      参加登録には確認のメールをお返しします。確認メールが来ない場合には、
      helpdesk [at] sigmodj.org までお問合せください。

      会場の収容人数に限りがございますので、収容人数を越えましたら
      そこで申込みは絞めきらせて頂きますので、ご了承下さい。

参加費:
      3,000円 日本データベース学会 正会員
      1,000円 日本データベース学会 学生会員

    ・当日受付にてお支払い下さい.支部長名の領収書を発行致します。
      その時に講演資料集をお渡しいたします。

    ・日本データベース学会維持会員は3名まで無料枠があります。

    ・日本データベース学会とACM SIGMOD日本支部の一体運営により,
      ACM SIGMOD日本支部会員の皆様は同時に日本データベース学会会員
      となっています. 

    ・日本データベース学会会員登録のお申し込みは下記にて受け付けております。
      日本データベース学会オンライン登録: http://www.dbsj.org/Japanese/

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          第9回 先端的データベースと Web 技術動向講演会
             (ACM SIGMOD 日本支部第46回支部大会)

プログラム

08:30         受付開始

09:00-09:10   開会挨拶

09:10-10:10   「I/Oを中心とした仮想化技術の発展とクラウド時代のリソース管理」
	      松本 一志 (富士通株式会社プラットフォームソフトウェア事業本部)

	      最近クラウドもテレビのCMに登場する様になり、世間の注目が
	      集まっています。今回は、クラウドの基盤技術である仮想化に
	      ついて、歴史的な振り返りを含めて仕組みを見直します。また、
	      データベースを仮想化上に展開する上で重要なI/Oを高速化す
	      る仕組みと動向を示します。併せて、クラウドに繋がるリソー
	      スプールを利用した仮想化の運用管理の考え方をお話ししたい
	      と思います。

10:10-11:10  「クラウド基盤に求められるストレージ技術」
	      藤田 智成 (NTT サイバースペース研究所)

	      クラウド基盤に求められるストレージ技術に関して,ブロック
	      レベルのストレージボリュームを提供するSheepdogクラスタス
	      トレージ技術をはじめとする我々の取り組みについて詳しく説
	      明する.

11:10-11:30   休憩

11:30-12:30   「OpenFlowとネットワーク仮想化」
	      菅原 智義(NEC システムプラットフォーム研究所)

	      OpenFlowと呼ばれる、新しいネットワークのアーキテクチャが、
	      ネットワーク研究者やデータセンター事業者の間で、注目を浴
	      びています。OpenFlowを利用することで、仮想化とプログラマ
	      ビリティーという2つの特徴を併せ持つインフラを実現するこ
	      とが可能です。本講演では、OpenFlowの技術概要を説明し、
	      OpenFlowが実現するネットワークの仮想化および、プログラマ
	      ビリティーという特徴がもたらす、コンピュータやストレージ
	      とネットワークの統合制御の例を紹介します。

12:30-14:00   昼食

14:00-15:30   「VLDB2010 国際会議報告 (1)」
	      太田 学 (岡山大学)

	      シンガポールにおいて、9月13日から9月17日の日程で開催され
	      ました国際会議 VLDB 2010 について報告いたします。講演の
	      前半では、会議全体の概要の他、Dr. Divesh Srivastava
	      (AT&T Labs-Research) と Prof. Paul Matsudaira (NUS) によ
	      る2件のキーノートスピーチ、また Dr. Junghoo Cho (UCLA) &
	      Prof. Hector Garcia-Molina (Stanford Univ.) と 
	      Dr. Bettina Kemme (McGill Univ.) & Prof. Gustavo Alonso
	      (ETHZ) ら 10 Year Best Paper Award 受賞者による2件のキー
	      ノートスピーチについて紹介いたします。

15:30-15:45   休憩

15:45-17:15   「VLDB2010 国際会議報告 (2)」
	      太田 学 (岡山大学)

	      講演の後半では、下記の2件のパネルの見どころと Best Paper など
	      興味深い論文についてご紹介する予定です。また会議の初日(13日)
	      と最終日(17日)に開催されましたワークショップについても紹介いた
	      します。
	      
 	     - Panel 1: Cloud Databases: What's New?
 	     - Panel 2: Time for Our Field to Grow Up
 	     - Best Paper: 
	       Towards Certain Fixes with Editing Rules and Master Data
 	       Wenfei Fan (Univ. of Edinburgh, Harbin Institute of Technology),
	       Jianzhong Li (Harbin Institute of Technology), 
	       Shuai Ma (Univ. of Edinburgh), 
	       Nan Tang (Univ. of Edinburgh), 
	       Wenyuan Yu (Univ. of Edinburgh)

17:15         閉会

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                     横田 治夫    〒152-8552 東京都目黒区大岡山 2-12-1
                     東京工業大学 大学院 情報理工学研究科 計算工学専攻 
                     TEL: (03) 5734-3505 (直通)、  FAX: (03) 5734-3504
                                         email: yokota [at] cs.titech.ac.jp
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