日本データベース学会

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[dbjapan] 【参加登録締切: 6/8】SoC2016 参加募集(第7回ソーシャルコンピューティングシンポジウム)

  • To: dbjapan [at] dbsj.org
  • Subject: [dbjapan] 【参加登録締切: 6/8】SoC2016 参加募集(第7回ソーシャルコンピューティングシンポジウム)
  • From: "Makoto P. Kato" <kato [at] dl.kuis.kyoto-u.ac.jp>
  • Date: Wed, 1 Jun 2016 11:52:00 +0900

日本データベース学会の皆様,
(重複して受け取られた場合にはご容赦ください)

京都大学の加藤です.

6月18日(土)に開催される第7回ソーシャルコンピューティングシンポジウム
SoC2016の参加登録締切が【1週間後】に迫っておりますので再度ご連絡させていただきます。

5件の豪華な招待講演(「あらまし」を追加いたしましたのでご覧ください),
「ジオソーシャルと感情抽出」および「情報推薦と知識獲得」に関する一般発表を予定しております。
ぜひ,参加登録【6月8日締切】を ご検討くださいますようよろしくお願いいたします.

また,同日に開催されるDBSJ総会のみに参加される方も,会場のセキュリティ上,
お手数おかけいたしますがSoC2016の方への参加登録をお願いいたします.

      【参加登録フォーム】 https://goo.gl/dSkmi5


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               参 加 募 集

       第7回ソーシャルコンピューティングシンポジウム
       The 7th Social Computing Symposium (SoC 2016)
          http://db-event.jpn.org/soc2016/

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日時:
 2016年6月18日(土)
場所:
 楽天クリムゾンハウス
 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
主催:
 日本データベース学会(DBSJ)
 電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会
協賛:
 情報処理学会 データベースシステム研究会
 ARG Webインテリジェンスとインタラクション研究会

 ウェブ社会が成長していくなか,人や社会とのかかわりを重視した新しいコン
ピューティングパラダイムが模索されています.それが「ソーシャルコンピュー
ティング(Social Computing)」です.ソーシャルネットワーキング,ソーシャ
ルメディア,ソーシャルサーチ,集合知,コラボなど,ソーシャルを標榜する新
しいコンピューティングパラダイムは学界のみならず産業界からも熱い視線が注
がれています.2010年6月に第1回ソーシャルコンピューティングシンポジウム
(SoC2010)を開催して以来,毎年多くの方にご参加頂いており,今回も電子情
報通信学会データ工学研究専門委員会との共催にて行う運びとなりました.魅力
的な招待講演セッションとともに,皆様から広く発表を募り,最新の研究・開発
の動向をシェアして有意義な会にしたいと考えます.前回に続き,ロング発表に
加えショート発表も予定しておりますので,萌芽的研究も是非ご発表下さい.よ
ろしくお願いいたします.

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招待講演
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池宮伸次 氏(Yahoo! JAPAN)
 「検索キーワードやつぶやき分析から見える、日本人の感情とライフスタイル」

 (あらまし)Yahoo! JAPANは多種多様なビッグデータやログを保有
 しています.その中でも特に「Yahoo!検索」で集まる検索キーワード
 のログや,「Yahoo!リアル タイム検索」で利用しているTwitterのツイ
 ートデータなどはかなり特徴的かつ,ユニークなデータと言えます.
 これらのデータを詳しく分析してみる と,検索キーワードからは「欲
 求」を,TwitterなどのSNSデータからは「感情」を抽出することがで
 きることがわかりました.実際の分析事例を交え ながら,データから
 リアルの何を読み解くことができるのかを紹介します.


蔵田武志 氏(産業技術総合研究所)
 「測って図る 〜接客おもてなしから物流ピッキングまで〜」

 (あらまし)サービス現場や製造現場で従業員の行動を計測し,現状
 把握やカイゼン活動支援,改善案事前評価等に活用するといった「測
 って図る」取り組みは,IoTもし くはインダストリー4.0社会では必要
 不可欠になり,ごく当たり前になっていくと考えられる.本講演では,
 サービス現場での接客おもてなし分析から,物流 ピッキングでの作業
 プロセス改善案事前評価までの研究事例を,屋内測位技術や行動計測
 技術の概説を交えながら紹介する.


坂本千映子 氏、金谷 朋子 氏(( 株) リクルートテクノロジーズ)
 「リクルート式サービス開発 カスタマーの本音×人工知能」

 (あらまし)いかにしてカスタマーの本音とむきあい,サービスを創
 っていくべきか.様々なライフイベントや日々の生活シーンにおける
 Webサービスを展開しているリク ルートにとって,大変重要なイシュ
 ーです.リクルートテクノロジーズのサービスデザイン部では,「共
 創」というコンセプトをベースに,カスタマーの本音に 対峙すべく独
 自のマーケティングプラットフォーム「cocoRoba」を立ち上げました.
 MROCによるユーザーインサイトの深掘りと,AIによる処理性 能の向
 上を実現したこの仕組みの紹介と,それを現場に根付かせるための道
 のり,今後の展望についてご紹介します.


三條正裕 氏(楽天技術研究所)
 「体験をリッチにするネットとリアル」

 (あらまし)現在,生活のあらゆる場面において,誰でもいつでもイ
 ンターネットにつなぐことが当然のようになってきました.楽天技術
 研究所では10年前から,このよう なインターネットにつながる世界
 観を「サード・リアリティ」と名付け,様々な研究に取り組んでいま
 す.また,研究のみならず実ビジネスにも影響を与え続け ています.
 楽天技術研究所がどのように研究やビジネスに貢献してきたか,実例
 をもとにご紹介いたします.


濱田健作 氏((株)アイスタイル(@cosme))
 「レビューから利用者ニーズの変化を探る -15年間のコスメレビューDB-」

 (あらまし)日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」
 には,1999年のサイト開設以降,25万件の商品データ,1000万件を
 超えるレビューデータが時 系列で蓄積されています.「@cosme」の
 データベースの構造と,ユーザーがレビューを投稿するモチベーショ
 ンなどを解説した上で,ストックされたデー タをもとに,トレンドや
 景気の変化とユーザーニーズの変化の関連性について紐解いていきます.


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一般発表
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一般発表1「ジオソーシャルと感情抽出」:

ジオタグ付き写真を用いた撮影スポットの性質を可視化するシステムの提案
 櫻川直洋(静岡大)・廣田雅春(大分高専)・石川 博(首都大東京)
 ・横山昌平(静岡大)

Sentiment Analysis on Publicly-Posted SNS Contents
 Yanhan Liang・Basilisa Mvungi・Mizuho Iwaihara(Waseda Univ.)

略地図生成のためのWeb検索を用いた強調地物名抽出に関する一考察
 成川健太郎(関西学院大)・北山大輔(工学院大)・角谷和俊(関西学院大)


一般発表2「情報推薦と知識獲得」:

商品レビューの極性分析に基づく特徴語抽出手法の評価
 吉田朋史・北山大輔(工学院大)

ニューラル言語モデルを用いたウェブ文書の学習により計算論的創造性を実現す
る手法の提案
 須藤明人・藤原直哉・徳田慶太・本田秀仁・植田一博(東大)

オンライン教育におけるユーザ特性を考慮したコミュニティ生成の提案
 林 利憲(関西学院大)・王 元元(山口大)・河合由起子(京産大)
 ・角谷和俊(関西学院大)


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参加申込
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以下のフォームからお申し込みください【2016年6月8日締切】:

         https://goo.gl/dSkmi5


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運営組織
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共同実行委員長
 大塚真吾(神奈川工科大),横山昌平(静岡大)
運営委員
 奥健太(龍谷大),上田真由美(流通科学大),
 鈴木優(奈良先端大),若林啓(筑波大)
ローカルアレンジ
 吉本陽一(楽天),平手勇宇(楽天)
Web・広報
 加藤誠(京大),莊司慶行(首都大)
アドバイザ
 増永良文(お茶の水女子大学名誉教授),
 難波英嗣(広島市立大),神崎映光 (島根大)
担当理事
 灘本明代(甲南大),角谷和俊(関西学院大)