日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2017年)

[dbjapan] 言語処理学会第21回年次大会開催案内及び発表募集


メーリングリストの皆様
(重複して届きました場合はお許しください),

NECの石川と申します.

言語処理学会第21回年次大会開催案内をお送りいたします.
大会発表の申し込みは1月21日(水)までとなっておりますので,
ご投稿くださる方はどうぞよろしくお願いいたします.

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  ★★★新着情報★★★
★大会発表の申込および論文原稿の締切は1月21日(水)となっています
★招待講演の情報を掲載いたしました
★チュートリアルの詳細を掲載いたしました
★事前参加登録の受付を開始しました
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目次

□言語処理学会第21回年次大会(NLP2015)開催案内及び発表募集
 ☆招待講演
 ☆チュートリアル
 ☆大会発表募集
  □特別セッションの投稿募集
  □テーマセッションの投稿募集
 ☆参加登録
 ☆懇親会
□言語処理学会第21回年次大会 ワークショップ
□言語処理学会第21回年次大会 スポンサーの募集


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□言語処理学会第21回年次大会(NLP2015)開催案内及び発表募集

言語処理学会第21回年次大会(NLP2015)を京都大学において以下の要領により
開催いたします.本大会は京都大学大学院情報学研究科との共催で開催されます.
また,情報処理学会全国大会と同時開催です.

◯ 大会Webサイト

大会Webサイトは以下のURLにて開設しています.順次,情報をアップデート
いたしますので,こちらもご覧ください.

 http://www.anlp.jp/nlp2015/

◯ 開催日時
 2015年 3月16日(月)~ 3月21日(土)
        3月16日(月) チュートリアル/ワークショップ
        3月17日(火) 本会議第1日
        3月18日(水) 本会議第2日
        3月19日(木) 本会議第3日
        3月20日(金) ワークショップ
        3月21日(土) ワークショップ

 プログラム編成の都合によっては3月16日より本会議(テーマセッションを含む)
 を開催する可能性があります.

◯ 会場
 会場: 京都大学 吉田キャンパス
 所在地:〒606-8501 京都市左京区吉田本町

 アクセスは次のウェブページをご覧下さい.
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/

○ 今後のスケジュール
 大会発表申込・論文原稿締切    2015年 1月21日(水)
 大会プログラムWeb公開       2015年 2月12日(木)
 事前参加申込締切         2015年 2月18日(水)
 予稿集Web公開          2015年 3月 9日(月)

☆ 招待講演
次の方々をお招きし,ご講演いただく予定です. 
内容の詳細は下記をご参照ください.
http://www.anlp.jp/nlp2015/#invite

招待講演1: 2015年3月17日(火) 9:30-10:30 (予定)
「Yahoo! JAPANにおけるビッグデータの活用とその舞台裏」
安宅 和人 氏(ヤフー株式会社)
略歴:
ヤフー株式会社チーフストラテジーオフィサー.データサイエンティスト協会理事.
応用統計学会理事.東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程修了後,マッキンゼー
・アンド・カンパニーに入社.4年半の勤務後,イェール大学脳神経化学プログラム
に入学.2001年春,学位(Ph.D.)取得.ポスドクを経て2001年末,マッキンゼー復帰
に伴い帰国.マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバー
の一人として,飲料・小売り・ハイテクなど幅広い分野におけるブランド立て直し,
商品・事業開発に関わる.2008年9月ヤフー株式会社へ移り,COO室長,事業戦略統括
本部長を経て2012年7月より現職.幅広い事業戦略課題の解決,大型提携案件の推進に
加え,市場インサイト部門,Yahoo! JAPANビッグデータレポート,ビッグデータ戦略など
を担当.著書に『イシューからはじめよ』(英治出版)がある.

招待講演2: 2015年3月19日(木) 13:30-14:30 (予定)
「脳の言語処理」
酒井 邦嘉 氏(東京大学)
概要:http://www.anlp.jp/nlp2015/NLP2015_invSakai.pdf
略歴:
1992年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了,理学博士.1992年東京大学
医学部 助手,1996年マサチューセッツ工科大学 客員研究員,1997年東京大学
大学院総合文化研究科 助教授・准教授を経て,2012年より同教授.専門は
「言語脳科学」.著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』(中公新書),
『脳の言語地図』(明治書院),『脳を創る読書』(実業之日本社),『芸術を
創る脳』(編者、東京大学出版会)などがある.

☆ チュートリアル

次の方々をお招きし,チュートリアルを頂戴する予定です.

講演者:杉山 将 先生 (東京大学)
題目:密度比推定に基づく汎用的な機械学習技術
概要:
産業界や基礎科学の様々な分野において,大量のデータから新たな価値を創造
する機械学習技術の重要性が増している.しかし,解析すべきデータの量・次元
・複雑さが爆発的に増加しているため,データ解析手法の研究・開発が社会的な
ニーズに追いつかなくなりつつある.また,最先端のデータ解析アルゴリズムは
極めて高度な確率論・統計学・最適化理論等を駆使して設計されているため,技
術修得が著しく困難であるという問題もある.そこで我々は,「密度比推定」に
基づく簡便かつ汎用的な機械学習の枠組みを提案してきた.本チュートリアルで
は,この枠組の全体像を紹介すると共に,様々な応用例と最新の研究成果につい
ても述べる.
参考文献:
 http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2014/IEICE-DensityRatioReview-jp.pdf
 http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2014/NonstationarityReview-jp.pdf
 http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2013/DivergenceReview-jp.pdf
 http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2015/JRSJ-jp.pdf

講演者:藤波 進 様 (株式会社サイバー創研)
題目:言語データベースの制作公開と著作権
概要:
言語データベース(以下,言語DB)は,著作物他の情報から言語や音を複製
または変形して制作されることから,他者の著作権他を侵害することがある.
本講では,複製翻案などの使用許諾を得ずに著作物等を使用して制作する言語DB
について,法制度的常識と自然科学的常識の差異に留意しつつ,自由使用できる
①著作物他の範囲②複製翻案等の著作権の内容と限界③自由利用の可否判断,を
説明する.更に,制作した言語DBの④公開⑤同.公開に付随した原テキストの
公開,に係わる留意事項を概説する.加えて,適法に制作されたDBであって
も公開の態様により⑥公開者の不法行為責任を問われた判例があり,これを説明
する.最後に⑦不注意や過失による著作権侵害や不法行為で生じる刑事責任や
民事責任を回避する措置等について,責任発生要件他を示しつつ,説明する.

講演者:Graham Neubig 先生 (奈良先端技術科学大学)
題目:国際会議論文の読み方・書き方
概要:
自分の研究を世界中に広く発信したい!海外に行って世界中の研究者と交流した
い!研究者としての業績を増やしたい!国際会議の論文を書くモチベーションは
様々であるが,言語処理のトップ国際会議論文に採録されるのは決して簡単では
ない.また,同じ研究内容でも書き方によって評価が大きく変わり,評価される
文章を書くには技術やノウハウが必要である.本チュートリアルでは,論文の評
価項目である「明瞭性」「新規性」「意味のある比較」「正確性」「影響力」
「再現性」に着目し,それぞれの項目で高く評価されるためのサーベイ力,実験
デザイン,文章・構成力,結果の見せ方について,過去の論文からの実例や統計
を参考にしながら紹介する.

講演者:田 然 先生 (東北大学)
題目:自然言語を意味表現に変換する手法と展望
概要:
言葉の「意味」は,実世界との対応として捉えることができる.一方,実世界を
コンピュータ上で取り扱うための知識表現は人工知能の分野で古くから研究され,
自然言語をこのような知識表現に変換することは,コンピュータに自然言語を
「理解」させる自然言語処理の当然の目標であろう.『AI Magazine』に掲載さ
れた1993年の論文『What is a Knowledge Representation?』には,知識表現を 
1) 実世界の代用物; 2) 実世界にある概念の部分集合; 3) インテリジェントな
推論に関する断片的理論; 4) 効率的な計算を行うための媒介; 5) 人間が世界を
表現する媒介物; として定義している.そして,この五つの側面すべてが重要で
ある.本チュートリアルは,自然言語処理の分野で「Semantic Parsing」に関連
する最近のいくつかの研究を紹介し,機械学習の手法はエッセンスにとどまりつ
つ,これらの研究で使われた意味表現を,実世界を表す知識表現として理解し,
独自の観点を交えながら議論して行きたい.


☆ 大会発表募集

自然言語に関する理論から応用まで幅広い研究発表を募集します.とくに,
言語学,教育学,心理学,認知科学など,日頃「言語処理」とは縁が薄いと
感じておられる人文系の研究者の方々からの積極的な発表を期待しています.

口頭発表とポスター発表を募集します.ご自身の研究内容に適していると考え
られる発表形態を選択してください.

今大会でも言語処理関連分野とは縁が薄いと感じておられる人文系などの研究
者の方々からの発表を奨励するために,分野横断的テーマセッションを口頭発
表の中に設けます.テーマセッションでは,セッションの最後に総合討論の時
間を取り,参加者の間でより活発な討論ができるような場を持ちたいと考えて
います.

年次大会では,「幅広い研究分野の研究者の相互交流の場を設ける」という言
語処理学会の設立趣旨に鑑み,口頭発表ではセッションの並列度を低く抑える
こと,ポスター発表を活用いただくことの奨励を進めてきました.しかしなが
ら,発表申し込み数は年々増加し,プログラムが過密になる傾向にあります.
ゆとりのあるプログラム編成のために,以下の施策をとる可能性があることを
ご了承下さい.
・3月16日より本会議(テーマセッションを含む)を開催する.
・ここ数年4並列としていた口頭発表セッションの上限を5並列とする.
・口頭発表で申し込まれたご発表の一部をポスター発表とさせていただく.
ご理解よろしくお願いします.

本会議での発表論文(下記の特別セッションで発表されたものは除きます)を
対象に,規定に従い,優秀賞,若手奨励賞を選定し,表彰します.表彰は昨年
度同様,本大会期間内に行う予定です.

チュートリアルや招待講演など,例年通りの企画も実施します.また,今回は,
情報処理学会全国大会と同時開催です.多数の皆様のご発表,ご参加をお待ち
しています.

□特別セッションの投稿募集

第20回年次大会において,言語処理学会設立20周年記念特別セッションを開催
しました.この特別セッションは,設立20周年記念事業の一環として2013年7月
に公開された第19回大会までの年次大会の予稿をデータ (PDF) を活用した研究
についての議論の場として企画されたものです.数は多くなかったものの,興
味深い発表と活発な議論が行われました.

その成功をうけて,今回も同じテーマの特別セッションを企画いたします.本
セッションでは,いわゆる文系・理系を問わず上記コーパスを何らかの形で利
用した研究を広く募集します.具体例として,
・構造化とアクセス支援
・専門語辞書などの知識獲得
・動向等のテキストマイニング
などの研究が挙げられますが,これらに限りません.また, ACL Anthology な
ど,他のデータとの統合的利用も歓迎します(権利関係にはご配慮ください).

対象とするコーパスは, J-Stage にて電子版が公開されている論文誌論文とあ
わせて,いわば我々の分野そのもの,その20年の歴史をデータ化したものです.
それらに関する研究の成果(たとえば,テキストマイニング結果やアクセスツー
ルなど)は,我々がそのまま活用できる,価値の高いものになると考えています.

みなさまからの投稿を心よりお待ちしております.

[日程・形式等]
投稿締め切り:1月21日(水)(一般発表と同じ)
原稿の形式,セッションの形式は通常の口頭発表セッションと同様とすること
を考えています.他の口頭発表セッションとパラレルに行われる予定です.
ただし,大会賞選考の対象外となります.

[コーパス]
昨年の特別セッションにおいて提供しました下記のテキストファイル,および,
メタデータ(基本的には書誌情報)を引き続き提供します.PDF形態で公開され
ている上記コーパスとあわせてご活用下さい.
・論文誌:投稿時の latex ソースからコメントや latex の独自コマンド定義
  などを削除したもの
・年次大会予稿: PDF から簡易な手法で抽出したテキストデータ,画像由来の
  もの等,それが困難な場合には OCR を用いたテキストデータ
これらの配布データに関しましては,言語処理学会20周年特別企画 Wikiサイト
http://nlp20.nii.ac.jpを御覧ください.

[お問い合わせ先]
Email: nlp20-admin [at] googlegroups.com

[オーガナイザ(五十音順)]
相澤彰子 (NII)
加藤恒昭(東大)
菊井玄一郎(岡山県立大)

□テーマセッションの投稿募集

○ テーマセッション1「言語教育と言語処理の接点」

[趣旨]

自然言語処理の分野では近年言語教育への応用を指向する研究が活発に進めら
れ,学習者の読解や作文を支援するシステム,学習者の作文を自動添削するシ
ステム,学習者の作文を自動採点するシステムなどの開発も行われるようになっ
てきている.また,第14回の年次大会(2008年)では,「教育・学習を支援する
言語処理」と題するワークショップも企画されている.このように,シーズと
しての技術に関する研究は数多く見られるものの,言語教育分野の研究者がど
のような技術を求めているか(ニーズ)と必ずしも合致している保証はない.
そこで,本テーマセッションでは,言語教育を専門とする研究者が現在どのよ
うな技術を必要とし,自らどのようなことを試みているか,言語処理を専門と
する研究者がどのような技術を有しており,どのようなことを試みているか,
に関する発表を集め,双方の研究者のニーズ,シーズのマッチングを行い,よ
り有機的な連携を行うための議論の場を提供したい.
言語教育の分野は,日本語教育,英語教育を主として対象とする.

※開催日時につきましては,プログラム編成時に確定します.

[提案者]
投野由紀夫(東京外国語大学)
豊田悦子(メルボルン大学)
根岸雅史(東京外国語大学)
内田諭(九州大学)
和泉絵美(同志社大学)
能登原祥之 (同志社大学)
金子恵美子(会津大学)
石井康毅(成城大学)
奥村学(東京工業大学)

○ テーマセッション2「言語探求のための数理的アプローチ」

[趣旨]
これまでに,言語学,心理学,言語処理をはじめとする諸分野で,言語に関す
る膨大な知見とデータが蓄積・整備されてきました.また,様々な技術(例え
ば,大域的最適化,深層学習,ベイズ統計など)が言語処理分野およびその隣
接分野で考案され,言語処理での有用性が示されてきました.このような状況
の中,前回大会では,それらの技術を言語探求にいかに活用するかを議論する
テーマセッション「言語探究の手段としての言語処理」が企画されました.そ
こでの討論内容を踏まえ,言語処理技術が言語研究において担うべき一翼とし
て,今大会のテーマセッションでは数理的なアプローチおよび計算機の計算能
力を存分に活かしたアプローチにフォーカスします.

具体的には,次のような(ただしこれに限らない)発表を募集します:
・言語現象・言語能力のモデル化
・大量データに基づく言語理論の実証
・言語理論に基づく数理モデルの検証
・数理モデル化に向けた言語現象の収集と分析

※開催日時につきましては,プログラム編成時に確定します.

[提案者]
高村大也(東京工業大学)
村脇有吾(九州大学)
永田亮(甲南大学)

○ 大会発表申込先

発表申込は,下記のWebサイトにて受け付けております.
 http://www.anlp.jp/nlp2015/

申込の受付は,2014年12月8日に開始しました.なお,Web経由での申込が
不可能である場合には,下記までご連絡ください.

言語処理学会第21回年次大会 プログラム委員会 発表申込受付担当
Email: nlp2015-inquiry [at] anlp.jp

昨年度と同様,発表申込と同時に予稿集の原稿を投稿していただきます.発表
申込時に必ず予稿集の原稿をpdfでご用意くださいますよう,お願いいたします.

◯ 発表申込要項

1. 発表においては,申込の時点で,著者(発表者または共著者)の中に言語
  処理学会正会員または学生会員が含まれていることが必要です.どなたも
  会員でない場合には,申込の時点までに入会していただくようにお願いい
  たします.
  ただし,テーマセッションでの発表においては,会員資格の有無を問いま
  せん.

  言語処理学会入会案内
  http://www.anlp.jp/guide/admission.html

2. 申込の際には,口頭発表,ポスター発表,テーマセッションでの発表など,
  発表の種別を問わず,発表の「該当分野」として,以下の項目(小項目)
  から3種類選択していただく予定です.発表に関係が深いと思われる順に
  3種類選択してください.例えば,「語彙・辞書」であれば「B-1」を選択
  してください.

  指定して頂いた該当分野は大会プログラムの決定の際に重要な情報となり
  ます.不適切な分野を不適切な順序で選ぶと発表者にとって不本意なセッ
  ションでの発表が割当てられる可能性があります.その点を考慮して,該
  当分野はなるべく発表の実態に合ったものを選ぶようにして下さい.

  A. 言語学・言語分析

  (1)音声・音韻 (2)語彙・形態論 (3)統語論 (4)意味論
  (5)語用論   (6)計量・コーパス言語学  (7)心理言語学
  (8)認知言語学 (9)社会言語学  (10)対照言語学

  B. 基盤技術・言語資源

  (1)語彙・辞書 (2)形態素解析  (3)構文解析
  (4)意味解析  (5)談話解析   (6)固有表現解析
  (7)生成    (8)言語資源・コーパス (9)アノテーション
  (10)含意関係・言い換え (11)知識獲得 (12)文書分類
  (13)機械学習 (14)マルチモーダル

  C. 応用技術

  (1)機械翻訳 (2)情報検索 (3)対話 (4)要約
  (5)情報抽出 (6)質問応答 (7)Web応用
  (8)テキストマイニング (9)評判・感情解析
  (10)音声言語処理 (11)教育応用

  D. その他 (     )

◯ 発表申込/原稿提出時の注意

1. 発表においては,申込の時点で,著者(発表者または共著者)の中に言語
  処理学会正会員または学生会員が含まれていることが必要です.どなたも
  会員でない場合には,申込の時点までに入会していただくようにお願いい
  たします.
  ただし,テーマセッションでの発表においては,会員資格の有無を問いま
  せん.

2. 発表申込時の記入事項によりプログラムを作成しますので,発表申込締切
  後の題目,著者の変更はできません.

3.  発表申込と予稿集への論文投稿を同時に行なっていただきます.発表申込
  時に論文の原稿も必ず用意してくださいますよう,お願いいたします.

4. 発表申込締切後の変更・差し替え・キャンセルはできません.発表申込は,
  充分に注意を払って行なってくださいますよう,お願い申し上げます.

5. 本大会に投稿される論文等(投稿される論文,予稿集,ワークショップ論
  文等を含む)の著作権は,本学会に最初に原稿が投稿された時点から原則
  として本学会に帰属します.あわせて,投稿される論文等の著作権につい
  ては,以下にご注意下さい.

  執筆に際しての注意事項:

  執筆に当っては,他人の著作権を侵害しないよう,次の点に十分留意して
  ください.

  * 他人の著作権の侵害,名誉毀損の問題を生じないように配慮する.
  * 公表された著作物を引用するときには,必ず出典などを明示する.
  * 万一,執筆内容が第三者の著作権を侵害するなどの指摘がなされ,第
    三者に損害を与えた場合,執筆者がその責を負う.

  著作権および電子媒体による論文の公開:

  著作権および電子媒体による論文の公開著作権は原則として本学会に帰属
  するものとします.著作権が所属機関にある場合などで,本学会に帰属す
  ることが困難な場合は申し出により協議します.
  問い合わせ先 ( nlp2015-inquiry [at] anlp.jp ) までお申し出くだ
  さい.なお,本学会は,掲載論文や発表申込情報(住所等の個人情報を除
  く)が広く学術研究に利用できるよう,電子的な論文データベース等のサー
  ビスに提供することがあります.

  掲載論文の著者が当該論文を電子化し,計算機ネットワーク,CD-ROMなど
  の電子媒体を用いて,当該論文を第三者に公開する場合,当該論文が所載
  されている「年次大会発表論文集」の書誌情報を明記して,第三者に明瞭
  に分かるようにしなければなりません.

  上記の「執筆に際しての注意事項」ならびに「著作権および電子媒体によ
  る論文の公開」に同意いただいた上で講演申し込み,原稿をご投稿くださ
  い.本会議の場合は,Webサーバ上での原稿送信の際に「著作権譲渡に同
  意します」ボタンを押さないと送信することはできません.「著作権譲渡
  に同意します」ボタンを押すことでご同意いただいたものとさせていただ
  きます.

6. 特に優れた論文には,優秀賞,若手奨励賞が与えられます.

  若手奨励賞は,以下の全ての要件を満たす方を対象者とし,その中から受
  賞者を決定いたします:

     a. 2015年4月1日において満30歳未満のもの
     b. 講演者として登録かつ講演を行なったもの
     c. 過去に優秀(発表)賞を受賞していないこと
     d. 過去に若手奨励賞を受賞していないこと

  対象者に該当する方は,投稿の際にその旨申告して頂きますようお願いし
  ます.

7. 原稿はPDFファイルで提出していただきます(どうしてもPDFファイルでの
  提出が不可能な方は別途対応いたします).具体的な提出方法につきまし
  ては,論文投稿Webサイトの開設後,そのサイトでの手順に従ってください.

8. PDFファイルのフォーマットが適切でない場合には,予稿集に掲載できな
  い場合があります. 論文投稿Webサイトに掲載予定の原稿作成時の注意を
  よく読んで原稿を作成してください.なお,LaTeXのスタイルファイルの
  見本を用意していますので,ご利用下さい.

9. 本会議の予稿集論文は,口頭発表かポスター発表によらず最大4ページです.

10. ポスター・口頭発表の区分については,プログラム委員会の判断,会場の
  事情などにより変更させていただくことがありますので,あらかじめご了
  承ください.
  なお,口頭発表,ポスター発表の振り分けは論文の質とは関係なくおこな
  い,大会の優秀賞・若手奨励賞選考にあたっても区別をしません.

11. "No show"に関する注意.これまでの大会で,「事前の連絡なく口頭発表
  に現れなかった」,「ポスターを貼ってあるだけで説明員がまったくいな
  かった」などの,いわゆる"No show"に関する苦情が寄せられています.
  このようなことが多発しますと学会としてもペナルティの導入などを検討
  せざるを得なくなります.他の参加者の迷惑にならないよう,みなさんの
  責任ある参加をお願いします.

◯ 予稿集

本大会では,大会の1週間前(2015年3月9日(月)の予定)に予稿集をWeb上で
公開する予定です.CD-ROMは作成しませんのであらかじめ予稿集をダウンロー
ドして大会にいらっしゃるようお願いします.ダウンロード・サイトの情報に
ついては参加申し込みをいただいた時にお知らせします.印刷製本版の予稿集
も作成いたしませんのでご注意ください.

☆ 参加登録

事前参加登録の受付を開始しました.事前参加登録サイトは以下の大会Web
ページからリンクされております.事前参加登録および入金は2015年2月18日
(水)までにお願いします.期限までに入金されていない場合,原則として
事前参加登録は無効となりますのでご注意ください.

※「参加登録システム」と学会の会員データベースとを「連動」させて会員
 価格適用等を判断しています.このため以下の点にご注意ください.
 (1)会員価格の適用を希望される場合は,原則,2014年12月31日までに
    2015年会費をご納入ください(学会の会費は前納制となっており,
    会計年度は1月始まりです).
 (2)年次大会参加のために学会に新規入会される方は,参加申し込みの前
    に入会手続きと会費の納入をお願いします.振込のあと事務局側で
    入金を確認できるまでに4営業日程度かかりますので,遅くとも
    2015年2月11日(水)までに入会申し込みをお済ませ下さい.
    事務局側で会員データベースへの登録が完了した時点で会員として
    参加登録可能になります.

 ◆参加費
  会員種別,申込時期によって,以下の参加費をいただきます.
   一般会員:事前登録4,000円(不課税),当日受付6,000円(不課税)
   学生会員:事前登録2,000円(不課税),当日受付3,000円(不課税)
   賛助会員:事前登録4,000円(不課税)
   非会員:事前登録8,000円(税込),当日受付10,000円(税込)
   非会員(学生):事前登録4,000円(税込),当日受付6,000円(税込)
 
 ・チュートリアル,ワークショップの参加は,本会議参加費に含まれます.
 ・チュートリアルまたはワークショップのみ参加・聴講する場合も,本会議
  参加費が必要です.
 ・賛助会員価格(割引)は,事前登録のみ設定します.当日受付の場合は,
  非会員扱いとします.
 ・当日の受付作業の軽減のため,できるだけ,事前登録をお願いします.

☆ 懇親会
 日時:3月18日(水)夕刻(セッション終了30分後に開始)
 会場:京都大学北部生協会館2階多目的ホール
 形式:立食
 参加費
  一般会員:6,000円(税込)
  学生会員:4,000円(税込)
  賛助会員:6,000円(税込)
  非会員:6,000円(税込)
  非会員(学生):4,000円(税込)
 注意事項
  ・懇親会への参加希望は,先着順で受け付けます.
   会場の最大収容人数を超えた場合は,お断りすることがありますので,
   あらかじめご容赦願います.

◯ 委員一覧
大会委員会
委員長     菊井 玄一郎    (岡山県立大)
委員      赤峯 享      (NEC)
        加藤 恒昭     (東大)
        河原 大輔     (京大)
        関根 聡      (NYU)
        森 辰則      (横浜国大)

大会プログラム委員会
委員長     加藤 恒昭     (東大)
副委員長    森 辰則      (横浜国大)
委員      阿辺川 武      (NII)
        石川 開      (NEC)
        内田 ゆず     (北海学園大)
        海野 裕也     (PFI)
        金山 博      (日本IBM)
        小林 一郎     (お茶大)
        小林 のぞみ    (NTT)
        小町 守      (首都大学)
        佐々木 稔     (茨城大)
        佐々木 裕     (豊田工業大)
        渋木 英潔     (横浜国大)
        嶋田 和孝     (九工大)
        高橋 哲朗     (富士通)
        難波 英嗣     (広島市大)
        橋本 泰一     (LINE)
        平尾 努      (NTT)
        船越 孝太郎    (HRI)
        増市 博      (富士ゼロックス)
        吉田 光男     (豊橋技科大)
        吉田 稔      (徳島大)
アドバイザ   奥村 学      (東工大)

大会実行委員会
委員長     河原 大輔     (京大/JST)
委員      荒牧 英治     (京大/JST)
        金丸 敏幸     (京大)
        中澤 敏明     (JST)
        林部 祐太     (京大)
        宮部 真衣     (京大)
        森 信介      (京大)
        森田 一      (京大)

○ 問い合わせ先

お問い合わせは次のメールアドレスにお願いいたします.

言語処理学会第21回年次大会 プログラム委員会 委員長 加藤 恒昭
Email: nlp2015-inquiry [at] anlp.jp


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□言語処理学会第21回年次大会 ワークショップ

今回,興味深いテーマのワークショップが2件開催されることになりました.

◯ ワークショップ1
「自然言語処理におけるエラー分析(兼:Project Next NLP報告会)」

[趣旨]
科学技術が“trial and error”によって進展してきたことは間違いありません.
この“trial and error”を科学技術の効率的な発展につなげるためには,
偶然の産物を求めた無作為な試行の繰り返しではなく,「errorを深く分析し
次の有効なtrialにつなげる」プロセスが重要であると我々は考えています.
言語処理技術の各領域においてエラー分析はこれまでも個別の研究の一部として
個々の研究者が行ってきていますが,そのほとんどは特定のタスクにおける
特定のシステム・手法を対象とするもので,システム・手法に固有の問題が
混在した形で課題が明らかにされてきただけでした.
 本ワークショップでは,上記の現状と課題を踏まえ,約1年間にわたって
総合的なエラー分析を目標に活動してきたProject Next NLPの成果報告を行う
とともに,プロジェクト外からの関連研究発表,招待講演,パネルディスカッション,
ポスター発表などを行い,自然言語処理全体における課題を明らかにして行きます.

※詳細については,次のページをご覧ください.
https://sites.google.com/site/projectnextnlp/ws2015

[提案者]
鍜治伸裕(東京大学)
森信介(京都大学)
河原大輔(京都大学)
松林優一郎(東北大学)
岩倉友哉(富士通研究所)
飯田龍(東京工業大学)
藤田篤(NICT)
新納浩幸(茨城大学)
柴田知秀(京都大学)
難波英嗣(広島市立大学)
高村大也(東京工業大学)
平尾努(NTT)
西川仁(NTT)
新里圭司(楽天)
藤井敦(東京工業大学)
乾孝司(筑波大学)
岡崎直観(東北大学)
荒牧英治(京都大学)
宮尾祐介(NII)
横野光(NII)
松崎拓也(名古屋大学)
工藤拓(グーグル)
グラム・ニュービッグ(奈良先端大学院大学)
山本和英(長岡技科大学)
鄭育昌(富士通研)
水本智也(奈良先端大学院大学)
東中竜一郎(NTT)
船越孝太郎(HRI)
賀沢秀人(グーグル)
相澤彰子(情報学研究所)
黒橋禎夫(京都大学)
加藤恒昭(東京大学)
奥村学(東京工業大学)
佐藤理史(名古屋大学)
鈴木久美(マイクロソフト)
神門典子(情報学研究所)
中村哲(奈良先端大学院大学)
酒井哲也(早稲田大学)
徳永健伸(東京工業大学)
佐々木裕(豊田工業大学)
影浦峡(東京大学)
乾健太郎(東北大学)
関根聡(ニューヨーク大学)

◯ ワークショップ2
「第11回 関西機械翻訳勉強会」

[趣旨]
毎年5回行われている関西機械翻訳勉強会の3月会合を,関西だけでなく,
日本全国の研究者が参加できるように言語処理学会と併催で行います.
機械翻訳の基礎技術,言語処理に置ける応用先,言語資源,翻訳結果の
評価や分析,人間翻訳における機械翻訳の役割など,様々な分野における
発表を募集します.

※詳細については,次のページをご覧ください.
https://sites.google.com/site/kansaimtlog/11

[提案者]
グラム・ニュービッグ(奈良先端科学技術大学院大学)
中澤敏明(科学技術振興機構)


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□言語処理学会第21回年次大会 スポンサーの募集

年次大会では,下記の内容でスポンサー企業,団体を募集いたします.

◆ スポンサーの種類,料金と特典
          プラチナ ゴールド シルバー
  料金      20万円 10万円  3万円
1)ロゴ         大    中    小
2)広告      2面まで 1面まで 1面まで
3)展示        可能   可能     
4)パンフレット    可能   可能   可能
5)ご招待       2名   1名     

◆ 特典
1)ロゴ
 年次大会でプログラムなどの配布物を入れるバッグにロゴを提示します.ロ
 ゴの大きさはスポンサーの種類によって異なります.
 同じ種類のスポンサー内での表示の順番は,基本的に申し込み順によって決
 めさせていただきます.また,年次大会のWebページにおいても,ご希望の
 リンク先へのリンクを張ったロゴを表示します.

2)広告
 年次大会で参加者全員に配るプログラムに広告を掲載します.
 ページ数はスポンサーの種類によって異なります.

3)展示
 年次大会開催中にブースを設け展示を行うことができます.

4)パンフレット
 年次大会の参加者全員に,受付時にご希望のパンフレット,チラシなどを配
 布します.

5)本会議・懇親会へのご招待
 本会議・懇親会にご招待いたします.無料でご参加いただけます.

※お申込み方法やスケジュール等については,
大会Webサイトのスポンサー募集の項をご覧ください.
 http://www.anlp.jp/nlp2015/#sponsor_inv

◆ 応募先・問い合わせ先
言語処理学会第21回年次大会 スポンサー担当
関根聡,小原京子,石川真奈見
Email: nlp2015-sponsor [at] anlp.jp
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