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[dbjapan] 第13回テキストアナリティクス・シンポジウム:参加募集(9/6,7 成蹊大学@吉祥寺)

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  • Subject: [dbjapan] 第13回テキストアナリティクス・シンポジウム:参加募集(9/6,7 成蹊大学@吉祥寺)
  • From: Mitsuo Yoshida <yoshida [at] cs.tut.ac.jp>
  • Date: Fri, 31 Aug 2018 09:28:07 +0900

日本データベース学会の皆様

豊橋技術科学大学の吉田です,こんにちは.
# 重複して受け取られた場合はご容赦ください

言語理解とコミュニケーション研究会(NLC研究会)は,第13回テキストアナリティクス・シンポジウムを下記の通り開催いたします.
本シンポジウムは,第110回ドキュメントコミュニケーション研究会(DC) と連続開催となります.
3件の招待講演や国際会議報告などを企画しています.多数のご参加をお待ちしております.

■日程
2018年 9月 6日 (木) 10:00~18:00 (9:30受付開始)
2018年 9月 7日 (金) 10:00~18:30 (9:30受付開始)

■場所
成蹊大学 6号館401教室
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
http://www.seikei.ac.jp/university/aboutus/campus_uni.html
http://www.seikei.ac.jp/university/accessmap/index.html

■案内ウェブページ(本メール同等内容)
http://www.ieice.org/~nlc/tm13p.html

■事前参加登録・懇親会申込みフォーム(9月5日 19:00 締切)
http://www.ieice.org/~nlc/tm13-registration.html

■連続開催
第110回ドキュメントコミュニケーション研究会(DC)
http://sigdd.sakura.ne.jp/index.php?title=%e7%ac%ac110%e5%9b%9e%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a

--- 以下詳細 ---

■予稿集・事前参加登録
○NLC研究会では予稿集(資料)が電子化されています(紙媒体はありません).PCなどPDFの閲覧ができるデバイスをお持ちください.

・予稿集の購入は,当日でも可能ですが,事前購入(オンライン決済)で割安になります.詳細については以下の参加費についてのページをご覧ください.
http://www.ieice.org/~nlc/tm13-payment.html

・当日購入を希望の方は,会場にて現金でのお支払いをお願いいたします.

○本年度より,一般の方につきましては,予稿集の要不要に関わらず,発表者を含む参加者全員に参加費(予稿集代)をお支払い頂くことになります.

・学生の方につきましては,予稿集が不要であれば,参加費なしでご参加いただけます.

○本シンポジウムは第110回ドキュメントコミュニケーション研究会(DC)
と連続開催になっており,DC研究会での受付(参加費支払い)でも聴講可能です(NLC研究会またはDC研究会のいずれか一方で受付を済ませてください).

○電子化そのものについては,下記リンク先をご覧ください.
https://www.ieice.org/iss/jpn/notice/e_gihou.html

○懇親会の参加登録やアンケートの都合上,予稿集を事前にご購入頂いた方(学会のシステムで参加登録をした方)につきましても,以下のフォームより事前登録をお願いいたします(9月5日
19:00 締切).
http://www.ieice.org/~nlc/tm13-registration.html

■企画
○1日目:2018年9月6日(木)の企画
法律や金融分野におけるテキストアナリティクスの活用事例や展望に関する講演

○2日目:2018年9月7日(金)の企画
災害情報通知に関する時間学の応用に関する講演
自然言語処理の国際会議(ACL2018, NAACL2018)の参加報告・最新の技術動向の紹介

○懇親会(9月6日の夜)
1日目のセッション終了後,懇親会を開催します.交流の場としてご利用下さい.
以下のフォームによる参加希望の回答と当日の確認(およびお支払い)をもって参加のお申し込みとさせていただきます.なお,会場の都合により,先着順にて早期に締め切る場合がございます.
http://www.ieice.org/~nlc/tm13-registration.html

会費は4000円程度,学生に関しては1000円程度を予定しています.

■プログラム詳細
(*) は学生研究賞(NLC研究会)の対象となる学生による発表です.

【1日目:2018年9月6日(木)】

10:00~10:10 オープニング

10:10~11:40 感情分析 [座長:TBD]

(1) 10:10 - 10:35
人手による感情ラベル付けにおける応答時間に着目した感情推定難易度の評価
○山下紗苗・上 泰(明石高専)・加藤恵梨・酒井 健・奥村紀之(大手前大)

(2) 10:35 - 11:00
皮肉検出のための皮肉の対象の推定
○肥合智史・嶋田和孝(九工大)

(3) 11:00 - 11:25
日本の近現代史の「而二不二モデル」の構想 ~ 世界日本モデルを前提として ~
○沢 恒雄(遊工学研)

ディスカッションタイム (15分)

13:10~14:40 テキスト分析と多分野との境界 [座長:TBD]

(4) 13:10 - 13:35
日本語学習者会話データを用いた相互行為分析と対話破綻の分析に関する一考察 ~ ‐対話破綻検出や対話システムへの適用を目指して‐ ~
○太田博三(放送大)

(5) 13:35 - 14:00
テキストアナリティクスと音声解析と認知科学と検索エンジン
○田淵龍二(ミント音声教育研)

(6) 14:00 - 14:25
顧客理解のためのテキストアナリティクスとデータマイニングの融合分析(原稿なし)
○市瀬 眞(NTTドコモ)

ディスカッションタイム (15分)

14:50~16:20 招待講演 [司会: TBD]

(7) 招待講演 14:50 - 15:30
弁護士と言語処理技術 ~ LegalForceが目指す企業法務の未来と展望 ~
○舟木類佳氏(LegalForce)
近年「法律」×「テクノロジー」を表すリーガルテックという言葉が関心を集めつつありますが,株式会社LegalForceはリーガルテックを推進し,普段弁護士等が行っている業務を自然言語処理技術によって改善することを目指しています.本講演では弊社でのこうした取り組みを紹介すると共に,自然言語処理や機械学習技術が企業法務の課題を解決する方法を論じます.

(8) 招待講演 15:40 - 16:20
アナリストレポートの機械学習・自然言語処理技術への応用
○平松賢士氏(IFIS)
証券会社が主に機関投資家向けに発行するレポートは、アナリストが個々の企業の経営状態や株価などの見通しをまとめたものです。従来から、こうしたレポート内の予想数値などの定量情報は運用者の統計的分析の対象となってきましたが、文章(テキスト)などの定性情報は、定量的な材料としては十分に活用されてきませんでした。昨今の機械学習・自然言語処理技術の発展と共に、文章についても定量分析対象としての関心が高まっており、弊社での研究事例と共に、金融分野でのテキストアナリティクスに対する期待についてご説明します。

16:30~18:00 テキスト分析のための技術 [座長:TBD]

(9) 16:30 - 16:55 (*)
ニュース記事を用いた国家間の関連性の要因分析
○生島良太・横井 健(都立産技高専)

(10) 16:55 - 17:20
短文に対する補助文脈を考慮した語義曖昧性解消
○佐々木 稔(茨城大)

(11) 17:20 - 17:45
スパース構造学習に基づく語の潜在的共起グラフ抽出 ~ 転職サイト会員アンケートを題材としてトピックモデルと分散表現の比較 ~
○窪野哲光・日吉のぞみ・明石大樹(パーソルキャリア)

ディスカッションタイム (15分)

【2日目:2018年9月7日(金)】

10:00~12:00 DC研発表+招待講演 :ソーシャル分析 [座長:TBD]

(12) 10:00 - 10:30
ソーシャル・ネットワーキング・アプローチによる英語スキルの展開とグローバル社会での活動に関する考察
○大野 邦夫((株)モナビITコンサルティング)

(13) 10:30 - 11:00
ピクトグラムだけを利用した日常的コミュニケーションの可能性
○根本 大志(東洋大学)

(14) 招待講演 11:00 - 12:00
人間の時間管理特性,認知バイアスと災害情報の通知
○一川 誠氏(千葉大学大学院人文科学研究院)
災害時に危険情報を提示しても,人間の認知的怠惰の特性により,避難や危険回避行動を誘発できないことがある.時間管理における認知的バイアスの特性を整理し,危険情報の通知により適切な危険回避行動を誘発するために有効な方法について議論する.

13:10~14:40 機械学習応用 [座長:TBD]

(15) 13:10 - 13:35 (*)
Fine-tuningに基づくショートテキストの自動分類
○志村和也・李 吉屹・福本文代(山梨大)

(16) 13:35 - 14:00 (*)
文学テキストの計量分析のための解釈に重点を置いた特徴量の検討
○渡辺 隼・横井 健(都立産技高専)

(17) 14:00 - 14:25
機械学習とテキストマイニングの組合せによる知識探索 ~ 地域ブランディングに関する新聞記事の内容分析 ~
○大森寛文(明星大)
ディスカッションタイム (15分)

15:00~16:40 特別企画:国際会議参加報告 [司会:TBD]
自然言語処理の最高峰の国際会議(ACL2017)に参加された方から,最新の技術動向を紹介していただきます.

(18) 依頼講演 15:00 - 15:30
ACL2018参加報告
○張 培楠(サイバーエージェント)

(19) 依頼講演 15:30 - 16:00
ACL2018参加報告
○清水 徹(ヤフー)

(20) 依頼講演 16:00 - 16:30
NAACL参加報告
○上垣外 英剛(東京工業大学)

質疑応答(10分)

16:50~18:20 情報抽出 [座長:TBD]

(21) 16:50 - 17:15
レストラン・レビューにおける食べ物・飲み物表現の抽出
○新堂安孝(デジタルガレージ)・友利 涼(京大)・富田紘平(カカクコム)・兼村厚範(デジタルガレージ)・森 信介(京大)

(22) 17:15 - 17:40
単語の分散表現に基づく専門用語辞書の拡張法
○髙木涼太・風間一洋(和歌山大)・榊 剛史(ホットリンク)

(23) 17:40 - 18:05
有価証券報告書からの事業セグメントごとの業績要因文の抽出
○高野海斗・酒井浩之・北島良三(成蹊大)

ディスカッションタイム(15分)

18:20~18:30 クロージング

■本研究会に関する照会先

本研究会(シンポジウム)は下記の3名で企画,運営しています.ご質問などがありましたら,下記までご連絡ください.

吉田 光男(豊橋技術科学大学) - NLC
榊 剛史(ホットリンク) - NLC
坂地 泰紀(東京大学) - NLC
秋元 良仁(凸版印刷) - DC
野々 山秀文(セコム) - DC

e-mail: tm-tokyo [at] pluto.ai.kyutech.ac.jp (上記5名へ届きます)

■主催
○言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会
委員長 榊 剛史
副委員長 嶋田 和孝, 吉田 光男
幹事 渡辺 靖彦, 東中 竜一郎
幹事補佐 小早川 健, 坂地 泰紀

○ドキュメントコミュニケーション(DC)研究会
主査 守島 浩
幹事 高橋 慈子,野々山 秀文,秋元 良仁,中挾 知延子,大場 みち子

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Mitsuo Yoshida < yoshida [at] cs.tut.ac.jp >
Department of Computer Science and Engineering,
Toyohashi University of Technology
Room: C3-308  Phone: +81-532-44-6629
http://www.cs.tut.ac.jp/~yoshida/