dbjapanメーリングリストアーカイブ(2003年)
第27回SIGMOD-J大会目玉情報
- To: <sigmod-japan [at] sigmodj.is.uec.ac.jp>, <dbjapan [at] dbsj.org>
- Subject: 第27回SIGMOD-J大会目玉情報
- From: "H. Kitagawa" <kitagawa [at] is.tsukuba.ac.jp>
- Date: Tue, 18 Nov 2003 17:00:57 +0900
- Importance: Normal
DB people各位: (重複して受け取られた方はご容赦下さい。) ACM SIGMOD日本支部第27回支部大会(12月9〜10日) 「ユビキタス環境におけるセキュリティとデータ管理 およびVLDB2003国際会議報告」 への参加申込みありがとうございます。 本大会のハイライトを以下に紹介させていただきます。 是非多数の参加申込みをお待ちしております。 ACM SIGMOD日本支部長 北川 博之 (筑波大学電子・情報工学系) ★★本大会の目玉情報★★ (1) VLDB2003報告のハイライト ★DB分野最高峰の国際会議で公表された新技術を わかりやすく解説していただきます! ○最近注目を集めているRDBに対するフリーフォーム 問合せの新手法 ○XMLを対象としたWebサーチエンジンとその問合せ処理 ○ナビゲーション、キーワード検索、リンク構造探索など 多目的型Webレポジトリ ★2日間にわたる「セマンティックWebとデータベース」ワークショップ でのホットな議論を紹介していただきます! ★Ten-Year Best Paper賞受賞講演の紹介 「The History of Histograms (abridged)」(Yannis Ioannidis教授) (2) 一般講演のハイライト ★RFIDタグ等の普及に伴い加速するユビキタス環境に おけるプライバシー、個人情報保護等の問題点と課題を 技術面、法的側面から多角的に展望 ★セキュアなプラットフォームの国際標準作りを目指して4月に 編成されたコンソーシアムTCGの取り組み ★文書データベース、コンテンツ配信事業における 原本性確保、不正コピー防止、権利保護等 ★Oracleのセキュリティ機能と次期Oracle10gの新機能 ※会場の制約があり、今回はインターネット中継の予定はありませんので、 直接会場までお越し下さい。 ★★★★★★★★★★ 本大会2日後の12/12(金)に、 ACM SIGMOD日本支部ネットワークトランザクション技術専門委員会による ★★「チュートリアル:トランザクション処理II」★★ http://db-www.aist-nara.ac.jp/sigmodj-tcnt/tutorial/tutorial-2.html も開催予定です。 併せてご参加をお願いします。 (チュートリアルへの参加申込みは第27回支部大会への申込みとは 別途お願いします。詳しくは上記URLをご参照下さい。) ★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★ ACM SIGMOD日本支部第27回支部大会 「ユビキタス環境におけるセキュリティとデータ管理 および VLDB2003国際会議報告」 2003年12月9日(火)・10日(水) 会場: 東京大学 数理科学研究科 大講堂 (目黒区駒場3-8-1) 会場アクセス: http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map.html#a 主催: ACM SIGMOD Japan Chapter (http://www.sigmodj.is.uec.ac.jp/) 支部長: 北川 博之 (筑波大学) 副支部長: 川越 恭二 (立命館大学) 芳西 崇 (NTTサイバースペース研究所) 幹事: 片山 紀生 (情報学研究所) 中野 美由紀 (東京大学) 福田 剛志 (日本IBM) 森嶋 厚行 (筑波大学) 会計: 石川 佳治 (筑波大学) 協賛: 日本データベース学会 ★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★ 参加費: 8,000円 ACM SIGMOD日本支部一般会員 1,000円 ACM SIGMOD日本支部学生会員 参加申込: 参加をご希望の方は、下記の参加申込書を ACM SIGMOD日本支部事務 局 sigmodj03_27 [at] kde.is.tsukuba.ac.jp へ電子メールにて送り、事前に参加登録して下さい。 参加登録メールには確認のメールをお返しします。確認メールが来ない場合に は、sigmodj03_27 [at] kde.is.tsukuba.ac.jp まで再度お問合せください。 締め切りは12月5日(金)とさせていただきます。 ----->8----->8-----cut here----->8----->8----->8----->8----->8--- mailto: sigmodj03_27 [at] kde.is.tsukuba.ac.jp (2003年12月5日(金)締切) 【ACM SIGMOD日本支部第27回支部大会 参加申込書】 私は第27回ACM SIGMOD日本支部大会に参加します。 (学生会員の方は、所属欄に研究室名までお書き下さい。) 1. 参加者情報 氏名(name): ふりがな(furigana): 所属(affiliation): 電話番号(phone): EMAIL: 2. 登録状況 ACM SIGMODJ会員登録(member reg.) : □登録済 □未登録 ※いずれかを削除してください。 会員種別(登録済の場合、1, 2 のいずれかをお選び下さい。): 1. ACM SIGMODJ一般会員 2. ACM SIGMODJ学生会員 3. アンケート どのようにして本講演会情報を得られましたか?(複数回答可) □sigmod-j mailing list □dbsj mailing list □社内・内部メーリングリスト □その他 (具体的に): 4. その他(領収書の宛名など、ご希望がありましたらご記入ください): ----->8----->8-----cut here----->8----->8----->8----->8----->8--- ・参加費は当日受付にてお支払い下さい。支部長名の領収書を発行致します。 その時に講演論文集をお渡しいたします。 ・法人会員は3名まで無料枠がありますので、事前にACM SIGMOD日本支部事務 局に上記電子メールで登録をお願い致します。 ・ACM SIGMOD日本支部会員でない方でも,事前に個人会員登録をしていただけ れば、上記ACM SIGMOD日本支部会員参加費で受け付けます。(本会個人会員 は、加入費や年会費は無料です。名簿データとメールのみ登録され、 sigmod-japanメーリングリストで開催行事のご案内をさしあげるのみです)。 個人会員登録はACM SIGMOD日本支部ホームページにてお申込み下さい。 (オンライン登録 http://www.sigmodj.is.uec.ac.jp/) ・日本データベース学会の方も、是非、ACM SIGMOD日本支部個人会員にご登録 下さい。 ・12月5日以降の参加申込は当日受け付けにさせていただきます。会場の定員 数と資料部数の都合がありますのでお早めにお申し込みください。 ・本大会参加に関する問合せは,石川佳治(ACM SIGMODJ会計: 第27回大会担 当)ishikawa [at] is.tsukuba.ac.jp へメールでお願いします. --------------------- 第27回大会のプログラム -------------------- == 2003年12月9日(火) == 9:50 受付開始 10:20-10:30 支部長によるプログラム紹介 北川博之(筑波大学) 1. 10:30-11:15 「ユビキタス社会の情報セキュリティ」 佐々木 良一(東京電機大学) ユビキタス社会においてますます重要性が増大すると考えられる情報セキュリ ティについて、脅威とその対策を概説する。あわせて、各種情報処理機器や RFIDから流出する可能性のある個人情報の保護の問題についても言及する。 2. 11:15-12:00 「ネットワーク社会における個人情報の保護 −個人情報データベース等の構築と個人情報の適正な取扱いについて−」 新保 史生(筑波大学) 今般成立した個人情報保護法は、個人情報を含む情報の集合物で特定の個人情 報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したものを 「個人情報データベース等」と定義し、5千件を超える個人データで構成され る当該データベース等を事業の用に供する者は、この法律の義務規定の適用を 受けることとなった。よって、個人情報データベースの構築と利用にあたって は、適正な取扱いに必要な法的義務を遵守しなければならない場合があること から、本報告においては、それら具体的義務の内容を、ネットワーク社会にお ける個人情報保護をめぐる諸般の問題を踏まえて報告する。 <休憩1時間15分> 3. 13:15-14:00 「文書管理における原本性確保とシステム」 谷内田 益義(リコー・オフィスシステム研究所) 電子政府構築の課題の1つに原本性確保が挙げられている。保存義務を負った 書類の電子的な保存において、紙と同等に原本である性質を保障することが必 要なだめである。本発表では、原本性を技術的に確保の方法について検討を加 えるとともに、関連する情報セキュリティ技術に関し説明する。 4. 14:00-15:30 「VLDB 2003国際会議報告(1)」 波多野 賢治(奈良先端科学技術大学院大学) 2003年9月9日から12日にかけてドイツ ベルリンにて開催されたVLDB 2003国際 会議の概要を報告する。 <休憩15分> 5. 15:45-17:15 「VLDB 2003国際会議報告(2)」 波多野 賢治(奈良先端科学技術大学院大学) == 2003年12月10日(水) == 1. 10:30-11:15 「信頼されるコンピューター・プラットフォーム」 吉濱 佐知子(日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所) コンピュータ・システムへのウィルスやトロイの木馬などによる攻撃が加速度 的に増え、またシステムの構成要素が多様化していく中、システムを構成する 個々のプラットフォームに対する信頼を確保することが重要になってきている。 本講演ではプラットフォームの信頼を保障するための標準技術を定義している TCG (Trusted Computing Group) と、IBMの取り組みについて述べる。 2. 11:15-12:00 「RFID:技術、制度そしてユーザー」 岸上 順一(NTTサービスインテグレーション基盤研究所) RFIDへの期待感が高まっている。技術の成熟とそれに伴う低価格化が次期バー コードと称されるシステムの可能性を見せてきているからだろう。一方十分な 説明がないまま漠然とした不安感も出ている。RFIDは食品や医療の安全、安心 を様々な業者の間で実現していく重要な技術である。この技術を健全に発展さ せるために我々は何を考え、どう展開していけばいいのだろうか。 <休憩1時間15分> 3. 13:15-14:00 「オラクルにおけるセキュリティの現状とOracle10g」 齊藤 豊(日本オラクル株式会社) 本講演では、Oracle DBが保持し、実績のあるVirtual Private Database、 Stored Data Encryptionなどのセキュリティ機能の説明を行い、これから出荷 が始まるOracle10g製品のグリッド、XML DBなどに関する機能説明を行う。 4. 14:00-14:45 「Mobility with Security」 西田 和弘(サン・マイクロシステムズ) 企業のIT環境の整備にともない、セキュリティにたいする脅威が顕在化しつつ ある。サン・マイクロシステムズ社内でのIT環境を例に挙げ、企業内ITにおい て低コスト、利便性および生産性を維持しつつセキュリティを保全する方法に ついて検証する。 <休憩15分> 5. 15:00-15:45 「デジタルコンテンツ配信事業と権利管理」 斎藤 伸雄(凸版印刷) インターネット利用者の増加に伴い、ネットワークを利用したデジタルコンテ ンツの有償配信事業も様々な展開が見られるようになった。しかし当該事業の 展開においては、コンテンツの不正コピーや不正利用などが市場の成長の妨げ となっている。本講演ではデジタルコンテンツ配信事業とそれにまつわる権利 管理に関する状況について述べる。 ----------------------------------------------------------------------
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