会長からのメッセージ
2022年度からの2年間に引き続き一般社団法人日本データベース学会の会長を務めさせ頂くことになりました。これまで親身にご指導ご鞭撻を賜りました歴代会長の皆様、学会の運営に携わり多大なご尽力を頂きました副会長、理事、委員、および関係の皆様に、心より御礼申し上げます。
特に、2022年度からは、各委員会の活動を、学会全体として総括的により活発に行うことを目的に、各副会長に複数の委員会の委員長をご担務頂く体制をとらせて頂きました。副会長の皆様のこの上ないお力尽くしにより、極めて円滑に学会を運営してくる事ができました。大変なご重責をお努め頂いた副会長の皆様に心底より感謝の意を表します。
そのようなこともあり、一部の方に過度の負荷が偏ることを避けるため、2022年度以前から副会長をご担務頂いていた方々に代わり、新たな副会長をお願いすることに致しました。今回から副会長をお願いする皆様、何卒よろしくお願いいたします。ただ、委員会としての連続性も考慮する必要があることから、ご退任頂く副会長の皆様には、引き続き委員会のアドバイザーをお願いすることに致しました。これまでのご経験に基づくアドバイスを何卒よろしくお願い致します。なお、今回ご退任頂く副会長および理事の方に、これまでの学会に対する多大なご貢献に対し、学会を代表して、今年度の総会後に感謝状を贈呈させて頂きました。
また、今回、新たに副会長をお願いするにあたり、いくつかの変更を行なっております。これまで、ダイバシティ・ハラスメント委員会の委員長は特命副会長にお願いして参りましたが、当該ミッションは学会として一時的な物ではなく永続的な物であることから、副会長を1名増やし、ハラスメント防止・ダイバシティ&インクルージョン推進委員会と名前を変更して、副会長に委員長をお願いすることにしました。さらに、本学会のアクティビティをさらに活性化していくために、産学はもちろん、学学、産産等の会員間の交流をさらに広めるとともに、若手の方々が活動をしやすい環境を整備する必要があるという認識の下、若手活性化・会員交流推進をミッションとする新たな特命副会長を任命させて頂くことにしました。すでに様々な活動が始められております。ご期待ください。
昨今、DXや生成AI等の日本データベース学会に関連する分野での動きが一段と活発になっています。特に、生成AIと本学会の対象とするデータ、情報マネジメントの関わりは非常に深く、本学会を取り巻く環境も変わってきています。そのような中、本学会の会員で良かったと思ってもらえることを目的に、日本データベース学会としての活動を引き続き行なって行きたいと考えております。会員の皆様とともに、データに関わる学術活動のコミュニティをフットワーク軽く発展させていきましょう。
2024年7月