日本データベース学会

エンドユーザによるメディア処理のための部品統合環境の構成法に関する研究

概要PDF

番号 3
氏名 赤間 浩樹
フリガナ アカマ ヒロキ
学位名 博士(情報学)
取得大学 筑波大学
学位授与日 2013年11月30日
指導教員名 佐藤 哲司
論文題目(主) エンドユーザによるメディア処理のための部品統合環境の構成法に関する研究
論文題目(副) Studies on Component Integration Architecture for End-User Media-Processing Environment
論文概要等

■論文概要
本研究では,Webフォルダを拡張してプログラミング環境を構成する提案を行っている.フォルダ・プログラミング環境では,フォルダへのデータファイルのDropで処理が起動され,フォルダ名から対応する処理が動的に決定・実行され,結果がフォルダ内に保存される.フォルダの入れ子構造に基づいて連鎖・並行・条件分岐などの制御構造を実現する.エンドユーザが日常的に利用しているフォルダ管理という作業の経験と知識に着目し,それをプログラミングに活用することで,エンドユーザがプログラミング・スキルを習得する際の障壁を低減している.

■学位を取得して
研究が長く続くことを目指して大きなテーマを選びました.
萌芽的な本研究を積極的に評価していただいたコミュニティに心から感謝いたします.
フォルダ名をSQL文にして検索キー値をDROPするか?
それともフォルダ名をDBとしてSQL文をDROPするか?,
さらには,フォルダを使ったデータ管理とDBはどこまで統合できるのか?など,
DB分野においても多様な議論のネタになることを期待しています.

公開URI http://hdl.handle.net/2241/121170
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