2025年度 第2回DBSJセミナー「そのデータは本当に安全? 生成AIと著作権 最新動向」
開催日2025年12月20日(土)
2019年より安全なデータの利活用をテーマにシリーズ開催してきた一般社団法人日本データベース学会のセミナー、今年は無料・ハイブリッドで開催します!
2025年第2回目のセミナーでは、進化する生成AI技術と著作権について、法的観点から留意すべき点について最新動向を専門家から、実践的な側面からは生成AI活用には欠かせないデータプラットフォームの観点から企業の取組みについて講演いただくと共に、生成AIの安全な利用における課題と対応などについてパネルにて議論を行います。
2025年度 第2回DBSJセミナー
- 日程:2025年12月20日(土) 13:00~17:00
- 場所:ハイブリッド(追手門学院大学総持寺キャンパス アカデミックベース BNC103 + オンライン)
- 参加費:無料
- 参加申込先:
以下のconnpassよりご登録ください。
https://dbsjseminar.connpass.com/event/378280/
- プログラム(13:00~)
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開会挨拶(上田真由美 特命副会長) (13:00~13:05)
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講演タイトル:生成AIと著作権〜研究者が注意すべき問題と今後の課題〜 (13:05-14:05)

弁護士法人STORIA法律事務所代表パートナー弁護士
柿沼 太一 氏概要:
・生成AIの学習・利用に関わる著作権の基本(権利の所在/学習と生成の違い/著作権法30条の4〈情報解析〉)を平易に整理します。
・また、研究者の方から問い合わせが多い論点(AI開発のための著作物収集・クローリングの適法性、RAGシステム構築の適法性等)、開発・提供・利用各段階の責任、今後の課題まで具体事例で解説。
・国内外での関連裁判例についても紹介いたします。 -
休憩(14:05-14:15)
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生成AI時代におけるAIデータ・プラットフォームとしてのデータベース (14:15-15:00)

日本オラクル株式会社 クラウド事業統括
製品事業統括 COE本部
ソリューションディレクター
下道 高志 氏概要:
・生成AIの精度を上げるために、パブリックなデータだけでなく、企業や機関が保有する膨大なデータの活用が必須
・生成AIが利用するデータセットはさまざまなデータベース上にさまざまなデータフォーマットで実装されている
・セキュリティや国家安全保障の観点からパブリッククラウドだけではなく、専用クラウドやオンプレミスの時代も到来 -
さくらのAIと国産AI共創戦略(15:00-15:30)

さくらインターネット株式会社 AI事業推進室 部長
角 俊和 氏概要:
・生成AIにおける社会課題と今後のあるべき姿
・「さくらのAI」のサービス紹介 -
休憩(15:30-15:40)
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パネルディスカッション(15:40-16:40)

モデレータ:日本データベース学会 横田 治夫 会長
パネリスト:
国立研究開発法人情報通信研究機構 執行役 木俵 豊 氏
講演者一同 -
閉会挨拶(16:40-)
日本データベース学会
横田 治夫 会長
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