日本データベース学会

第36回中国データベース学会(NDBC2019)にてDBSJ監事・北川博之教授 基調講演

2019年10月11日~13日に中国済南市の山東大学で開催された中国計算機学会主催第36回中国データベース学会(NDBC2019)に,DBSJ監事の北川博之教授(筑波大学)がDBSJ代表として招待され,10月13日に基調講演を行いました.これは,昨年12月に中国計算機学会データベース専門委員会(CCF TCDB)とDBSJがMOUを締結したことを受けたものです.

NDBCはCCF TCDBが毎年開催するデータベース分野の最も重要な会議で,中国の主要データベース研究者が一堂に会する場です.今回は,中国全土から研究者,学生,企業関係者等約600名が参加しました.基調講演の題目は”Big Data Analytics and Management: Perspectives from Big Sequence Data Analysis and Research Projects in Japan”で,日本におけるビッグデータ研究プロジェクトや筑波大学北川研究室における時系列データ分析に関する研究成果の紹介がなされました.

NDBC2019では,この他に4件の基調講演があり,Ben Chin Ooi教授(シンガポール国立大)による5G,Juliana Freire教授(New York大)による都市データ解析,Christian S. Jensen教授(Aslborg大)による移動経路解析,Jianliang Xu教授(Hong Kong Baptist大)によるブロックチェーンをテーマとした講演が行われました.

今回のNDBC参加は,CCF TCDBとの交流を深めると同時に,今後DBSJとの連携を強化する機会にもなり,大変有意義なものとなりました.来年のNDBCは同じ時期に武漢で開催される予定です.

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北川博之教授 基調講演(NDBC2019) 2019.10.13

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